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ウエイトリフティングのルールを知って東京五輪を楽しもう!|大会形式や注目選手について解説

文: オリンピックチャンネル編集部 ·

Tokyo 2020(東京五輪)のウエイトリフティング競技は、東京都千代田区の東京国際フォーラムで行われる。パワーと瞬発力が求められるウエイトリフティングのルールや大会形式を紹介する。

五輪で実施されるウエイトリフティングの楽しみ方

ルール

バーベルを一つの動作で頭上まで持ち上げて立ち上がる「スナッチ」と、バーベルを鎖骨あたりまで持ち上げてから(クリーン)頭上に持ち上げる(ジャーク)「クリーン&ジャーク」を各3回ずつ行い、それぞれの最高重量の合計で順位を競う。

選手は名前を呼ばれて1分以内にプラットフォーム(床)からバーベルを離さなければならない。バーベルを頭上に上げて、バーベル・胴体・両足を平行にして、3人の審判のうち2人以上が白いランプを点けると成功となる。

バーベルを持ち上げた後、審判が合図する前に降ろすと失敗となる。バーベルを持ち上げる時には足裏以外がプラットフォームに触れてはならない。持ち上げる時にプラットフォームの外に足を踏み出すと失敗となる。前半のスナッチで3回とも失敗した場合はクリーン&ジャークに進むことができない。

大会形式

東京五輪のウエイトリフティングは7階級の体重別で行われる。体格によるハンディキャップが少なく公平性が保たれる。

  • 男子 61kg級、67kg級、73kg級、81kg級、96kg級、109kg級、109kg超級
  • 女子 49Kg級、55Kg級、59Kg級、64Kg級、76Kg級、87Kg級、87Kg超級

楽しんで見るポイント

自分の体重の2倍以上にもなるバーベルを頭上に上げるには、パワーだけでなく集中力や瞬発力、スピードも求められる。選手は挑戦する重量を申告して、申告重量の軽い順に試技に臨む。試技の30秒前まで重量を変更できるため、他の選手よりも重い重量に変更して相手にプレッシャーをかけることもできる。試技を行う前の駆け引きにも注目だ。

注目選手

日本ウエイトリフティング協会は2019年10月30日に、「2020アジア選手権大会」に出場する日本代表選手を発表した。同大会は東京五輪日本代表の最終選手選考大会で、2020年4月6日から4月15日にかけてカザフスタンで行われる予定だった。

しかし、アジアウエイトリフティング連盟は3月5日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染・拡散防止と各国の渡航制限のため開催の延期を決定。同大会には日本代表選手として、2016年リオ五輪4位の糸数陽一や2019年ワールドカップ金メダルの村上英士朗、五輪2大会連続でメダルを獲得している三宅宏実、リオ五輪5位の安藤美希子らが出場する予定だった。東京五輪での活躍にも期待が集まる。