オリンピックの聖火採火式とは|2020年は何が行われる?

日本全国47都道府県859市区町村で実施されるTokyo 2020(東京五輪)の聖火リレー。日本の人口の約98パーセントが沿道で応援できるため、楽しみにしている人も多いはずだ。その聖火リレーの出発点、ギリシャ・オリンピアで行われるオリンピック聖火採火式について解説する。

オリンピックの聖火採火式はヘラ神殿跡で行われる
オリンピックの聖火採火式はヘラ神殿跡で行われるオリンピックの聖火採火式はヘラ神殿跡で行われる

※聖火リレーの人口カバー率は約98パーセント

聖火リレー実施市区町村と、そこから車・電車などの交通手段を用いて1時間以内に移動できる距離の人口は、日本の人口の約98パーセントとなっている。

■オリンピック聖火の採火式とは?

近代オリンピックで聖火が採用されたのは1928年のアムステルダム五輪から。オリンピック聖火は、古代オリンピックの聖地であるオリンピアの遺跡・ヘラ神殿前で採火される。採火された炎が、人々の手をへて開催地まで運ばれる聖火リレーは、1936年のベルリン五輪から始まった。

■2020東京五輪の採火式について

東京五輪の聖火採火式は、現地時間2020年3月12日(木)、古代オリンピック発祥の地ギリシャ・オリンピア市にあるヘラ神殿跡で行われる。古代の衣装に身を包んだ巫女(女優)が、凹面鏡で太陽光を集めて採火。その炎は第1聖火ランナーに引き渡される。

第1ランナーの走行後、聖火は第2ランナーに引き継がれる。第2ランナーは開催国・日本からの選出で、今回は2004年アテネ五輪の女子マラソンで金メダルを獲得した野口みずきさんが務める。ギリシャ国内で1週間の聖火リレーが行われた後、2020年3月19日(木)首都アテネのパナシナイコスタジアムで開催される聖火引継式で、ギリシャオリンピック委員会より東京2020組織委員会に、聖火が引き継がれる。

聖火引継式の前の2人のランナーは、アテネ五輪・柔道男子60キロ級で柔道史上初のオリンピック3連覇を達成した野村忠宏さん、アテネから女子レスリング3連覇、4大会連続でメダルを獲得した吉田沙保里さんが務める。

聖火引継式では、最終ランナーが登場する前に、ギリシャおよび開催国の文化パフォーマンスを実施。今回は、東京2020組織委員会の文化教育委員会の委員でもあるEXILE HIROさんが、東京2020文化パートの監督を担当する。その後、聖火は日本にわたる。

■採火式から日本国内の聖火リレーまでの日程

3月12日(木)聖火採火式 @ギリシャ・ヘラ神殿跡

3月12日(木)~19日(木)ギリシャ国内で聖火リレー

3月19日(木)聖火引継式 @ギリシャ・パナシナイコスタジアム

聖火特別輸送機・TOKYO 2020号で移動

3月20日(金・祝)聖火到着式 @宮城県・航空自衛隊松島基地

3月20日(金・祝)~25日(水)宮城県・岩手県・福島県を移動

3月26日(木)聖火リレー・グランドスタート @福島県・ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ

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