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ソフトボールのルールを知って東京五輪を楽しもう!|大会形式や注目選手について解説

文: オリンピックチャンネル編集部 ·

Tokyo2020(東京五輪)では、ソフトボールが開催都市提案による追加種目として実施される。同競技が最後に実施された北京大会に続き、東京オリンピックでも金メダル獲得に期待がかかる。ここではソフトボールのルールや見どころ、注目選手などを紹介する。

ソフトボールの楽しみ方

■ルール

オリンピックでのソフトボールは女子のみで実施される。9名ずつの2チームが対戦し、それぞれ7回の攻撃の間に獲得した得点の多さを競う競技である。7回終了時点で同点の場合は、タイブレークによる延長戦を行う。攻撃側は、選手が順に打席に立ち、相手投手の球を打って1点でも多くの得点を狙う。守備側は、相手打者をアウトにし、最少失点に抑えるために守る。3つのアウトで攻守交替となる。

野球と異なるルールは、投手はウィンドミル投法(腕を1回転して下手投げ)で投球する点、走者はリードが認められておらず投手の手からボールが離れるまで塁についていなければならない点だ。また、ソフトボールで使用されるボールは野球より大きく、直径約9.5cm~9.7cm(野球は7.3cm~7.5cm)。バットはカーボン製が主流となっている。

グラウンドの広さは野球より狭く、ピッチャーからホームベースは13.11m、塁間は約18.29m、ホームから外野フェンスまでの距離は67.06m以上と定められている。

■大会形式

東京五輪の野球は、世界各地の予選を勝ち抜いた5チームと、開催国の日本を合わせた合計6チームが総当たり戦を行う。その後3位決定戦と決勝戦が実施される。

出場決定国は以下のとおり。

  • 日本(開催国)
  • アメリカ合衆国(2018年世界選手権)
  • イタリア(ヨーロッパ・アフリカ予選)
  • メキシコ(アメリカ大陸予選)
  • カナダ(アメリカ大陸予選)
  • オーストラリアアジア・オセアニア予選

■楽しんで見るポイント

ソフトボールは投手と打者の距離が野球の約3分の2であるため、投球の体感速度は野球に匹敵すると言われる。投手と打者の勝負は注目だ。また、ソフトボールは塁間の距離も野球より狭く設定されているため、野手には素早い打球処理が求められる。一方、俊足の打者は内野安打での出塁を狙うなど、間一髪の攻防から目が離せない。

日本の過去の成績

ソフトボールは、1996年アトランタ大会から2008年北京大会までオリンピックで実施されている。日本はこれまで全4大会とも出場し、金メダル、銀メダル、銅メダルを1回ずつ獲得した。

  • アトランタ1996大会:4位
  • シドニー2000大会:銀メダル
  • アテネ2004大会:銅メダル
  • 北京2008大会:金メダル

注目選手

投手:上野由岐子(1982年7月22日生まれ)

オリンピックにはアテネ、北京大会に出場。北京大会では準決勝のアメリカ戦、同日の決勝進出決定戦のオーストラリア戦と2試合続けて登板した。翌日のアメリカとの決勝戦も先発して7回完投勝利、2日間3試合413球を投げ抜き、日本初の金メダル獲得に貢献。この活躍から、2008年新語・流行語大賞で「上野の413球」が審査員特別賞を受賞した。現在も日本代表に名を連ねており、東京オリンピックでもエースとしてチームを金メダルに導く活躍が期待される。