フレンキー・デ・ヨングについて知っておくべき9のこと|プレースタイルや経歴、私生活について紹介

19-20シーズンに、オランダのアヤックスからスペインのFCバルセロナに移籍したフレンキー・デ・ヨング。22歳の若さで、加入1年目からバルセロナの中盤を支えている。そんなデ・ヨングのプレースタイルや経歴、私生活について知っておくべき9のことを紹介する。

19-20シーズンから世界屈指の名門・バルセロナに加入したデ・ヨング
19-20シーズンから世界屈指の名門・バルセロナに加入したデ・ヨング19-20シーズンから世界屈指の名門・バルセロナに加入したデ・ヨング

①:圧倒的なテクニックと視野の広さが武器

デ・ヨングの持ち味は何といってもその卓越したスキルとテクニックだ。インサイドハーフ、守備的MF、センターバックと様々な役割をこなせるユーティリティプレーヤーで、本職は中盤の底のアンカーといわれるポジション。そこで高いパススキルや広い視野を発揮しチームのリズムを変えるほか、鋭いパスで相手の守備網を破る。

また、状況判断能力も高く、周りの状況を確認しつつドリブルでボールを前に運べるのも長所の一つ。正確なボールタッチと高いテクニックで、簡単にボールを失わない。アヤックス在籍時の18-19シーズンUEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16、レアル・マドリー戦で2018年バロンドーラー(欧州年間最優秀選手)のルカ・モドリッチを手玉に取ったテクニックは、多くのメディアから称賛を浴びた。

攻撃だけではなく守備面での貢献も高い。181cm/70kgと身体が特別大きいわけではないが、危機察知力を生かしたボールカットも得意としており、攻守両面でチームに安定感をもたらす。

②:母国オランダのヴィレムIIでプロデビュー

デ・ヨングは1997年5月12日、オランダ南部の南ホラント州・アルケルで生まれ、地元のASVアルケルでサッカーを始めた。6歳の時にRKCワールワイクからオファーを受けるが、デ・ヨングにとっては時期尚早と両親が判断し、これを断っている。

その後デ・ヨングは、2005年に8歳でヴィレムIIの下部組織に入団。アヤックス・PSVと並びオランダ三強の一角に数えられるフェイエノールトも候補のひとつだったが、快適に過ごせるという理由でヴィレムIIを選択した。ヴィレムIIではクラブ史上最高のタレントと評価され、16歳の時(2013年)に3年のプロ契約を結ぶ。2015年5月のエールディヴィジ・ADOデン・ハーグ戦でトップチームデビューを果たした。

③:名門・アヤックスで飛躍

デビュー直後から、デ・ヨングにはオランダの名門クラブ・アヤックスとPSVが関心を示す。2015年夏にデ・ヨングはアヤックスと4年契約を結んだ。最初の1年はレンタル移籍という形でヴィレムIIに残留する契約だったが、半年でヨング・アヤックス(アヤックスのリザーブチーム)に加入した。17-18シーズンにアヤックスでトップチームデビューを果たすと、レギュラーの座を勝ち取りエール・ディヴィジ(リーグ戦)22試合に出場した。

デ・ヨングが世界中から注目されることになるのは18-19シーズン。ファン・デ・ベーク、マティアス・デ・リフト(現ユベントス)など、若手主体のアヤックスにおいて、デ・ヨングは司令塔としてチームを牽引。国内リーグ戦とカップ戦の二冠制覇とUEFAチャンピオンズリーグ準決勝進出に貢献した。特にUEFAチャンピオンズリーグでの活躍はデ・ヨングの名を広く知らしめた。ラウンド16で当時大会三連覇中だったレアル・マドリーを逆転で破ると、準々決勝ユベントス戦にも勝利し、22年ぶりとなる準決勝進出にチームの中心として貢献した。

シーズン途中の2019年1月には、19-20シーズンから世界屈指の強豪・FCバルセロナ(スペイン)に移籍することが発表された。

アヤックス在籍時の18-19シーズン、UEFAチャンピオンズリーグで活躍したデ・ヨング(ラウンド16レアル・マドリー戦)
アヤックス在籍時の18-19シーズン、UEFAチャンピオンズリーグで活躍したデ・ヨング(ラウンド16レアル・マドリー戦)アヤックス在籍時の18-19シーズン、UEFAチャンピオンズリーグで活躍したデ・ヨング(ラウンド16レアル・マドリー戦)

④:バルセロナに8600万ユーロの移籍金で加入

当初の発表通り、デ・ヨングは19-20シーズンからFC・バルセロナに加入した。契約期間は5年。移籍金は7500万ユーロで、ボーナス1100万ユーロ込みの最大8600万ユーロ(約107億円)と発表された。背番号はアヤックス時代と同じ21番を希望し使用している。

バルセロナではリーガ・エスパニョーラ(リーグ戦)開幕戦からフル出場を果たすなど、加入直後からチームの信頼を勝ち取った。2019年9月14日の第4節、バレンシア戦でリーガ初ゴールを決めており、バルセロナ1シーズン目の今季からレギュラーとして中盤を支えている。オランダの至宝が今後どのような成長を遂げ、活躍を見せるのか注目だ。

⑤:各世代別代表を経験し、オランダ代表ではエリート街道をひた走る

デ・ヨングはU-15代表から各世代別代表に名を連ねてきた。A代表には2018年に初召集され、9月のペルー戦でデビューした。以後、オランダ代表でも主力として活躍を続けている。18-19ネーションズリーグでは、決勝でポルトガルに敗れたものの、準優勝に貢献。2020年2月現在、Aマッチ15試合出場で1ゴールをマークしている。

現在22歳のデ・ヨングはTokyo2020(東京五輪)世代の一人だが、オランダは予選で敗退しているため東京オリンピックには出場しない。

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⑥:元オランダ代表のOBがスカウト?

ヴィレムIIでプロデビューし、アヤックスを経てバルセロナへ移籍したデ・ヨング。実はデ・ヨングに似た経歴を持つ元オランダ代表選手がいる。それはマルク・オーフェルマルスだ。彼もヴィレムIIからアヤックスへ移籍。その後イングランド・プレミアリーグのアーセナルを挟み、バルセロナに加入した。そのオーフェルマルスは、自身がデ・ヨングをアヤックスにスカウトしたと主張している。オーフェルマルスは2012年7月からアヤックスのスポーツディレクター(SD)を務めている。

⑦:実は頑固な一面も?

幼い頃からその優れた才能を評価されていたデ・ヨングには頑固な一面もある。アヤックス入団直後は、ボールタッチを少なく、シンプルなプレーを求める当時のクラブスタイルと相容れず、“自己流”を貫いていたという。オランダ誌のインタビューでは、「僕の良さは直感にある。監督の要求には分かりましたと言っておいて、ピッチ上では自分の思ったようにやることもある」とコメント。ドリブルやリスクの高いパスなど自分のプレーをやり通していた。

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⑧:友人はアヤックス時代の同僚デ・リフト

18-19シーズンに躍進したアヤックスを牽引した、デ・ヨングとDFマタイス・デ・リフト。この二人はプライベートでも仲が良く、イギリスメディアいわく、一緒にスーパーに行く間柄という。また、お互いの恋人同士も親交が深い。

⑨:旅行が大好き

デ・ヨングの趣味の一つは旅行。SNSには恋人と旅行を満喫している写真が上げられている。また、音楽とテレビゲームも好きだという。家族思いな一面もあり、アヤックス時代から現在まで使用している背番号21は、自身の21歳の誕生日にこの世を去った祖父に捧げる特別なものだ。

また、デ・ヨングは昨年9月に自身のホームページを開設した。経歴や成績、最近のコメントなどもチェックできるほか、プライベートでの様子も公開されている。ホームページはオランダ語のほか、英語とスペイン語に対応している。

フレンキー・デ・ヨング公式ホームページ

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