五輪聖火リレーのスタート日と出発点を解説|2020年3月26日に福島でスタート

東京2020聖火リレーを盛り上げる公式アンバサダー
東京2020聖火リレーを盛り上げる公式アンバサダー東京2020聖火リレーを盛り上げる公式アンバサダー

東京2020オリンピック聖火リレーの開催時期が近づいてきた。古代オリンピック発祥の地として知られるギリシャ・オリンピア市で聖火採火式が行われた後、聖火が日本に運ばれてくる。聖火リレーが始まる前に、スタート日や出発点を把握しておこう。

■聖火リレーのスタート地

聖火リレーは福島県楢葉町・広野町の「ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ」からスタートする。なぜ福島県がスタート地点に選ばれたのだろうか?

福島県がスタート地に選ばれた理由

聖火リレーは「復興オリンピック・パラリンピック」としての位置づけを強く意識して検討が進められた。被災3県の一つである福島県を出発地とすることで、東京2020オリンピック聖火リレーのコンセプトである「Hope Lights Our Way/希望の道を、つなごう。」に沿って、困難を乗り越える力や不屈の精神を全国に受け継いでいくという。

「Jヴィレッジ」はどんな施設なのか?

「Jヴィレッジ」は福島県浜通りに位置し、東北地方にありながら温暖な気候で冬季も雪の影響を受けずにサッカーを楽しむことができる一大トレーニングセンター。観客席付きスタジアムを含め天然芝ピッチ8面、人工芝ピッチ2面、全天候型サッカー練習場、雨天練習場、総客室数200のホテル、フィットネスジム、アリーナ、プール、約730台収容駐車場を備えている。

  • 名称:ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ
  • 愛称:J-VILLAGE(ジェイヴィレッジ)
  • 住所:福島県双葉郡楢葉町山田岡美シ森8

■聖火リレーでスタートを切るランナーは?

3月12日(木)、古代オリンピック発祥の地として知られるギリシャ・オリンピア市にあるヘラ神殿跡で、聖火採火式が行われる。古代の衣装に身を包んだ巫女(女優)が、凹面鏡で太陽光を集めて聖火を採取し、第一走者に引き渡す。

ギリシャ古代オリンピア市聖火採火式が3月12日に行われる(写真は2017年)
ギリシャ古代オリンピア市聖火採火式が3月12日に行われる(写真は2017年)ギリシャ古代オリンピア市聖火採火式が3月12日に行われる(写真は2017年)

ギリシャ国内リレーの第1走者はアンナ・コラカキ

ギリシャオリンピック委員会は現地時間2020年2月6日、アンナ・コラカキが東京五輪の聖火リレー第1走者を務めると発表した。射撃のギリシャ代表選手であるコラカキは、リオデジャネイロ五輪の女子25メートルピストルで金メダルを獲得した。女性が聖火リレーの第1走者を務めるのは今回が初めて。コラカキが第1走者を務めた後の2番手に、アテネ五輪のマラソン金メダリスト、野口みずきさんが走る。聖火はギリシャ国内を1週間ほどリレーした後、3月20日(金)に日本国内へ到着する。

第1走者を務めるリオ五輪金メダリストのアンナ・コラカキ
第1走者を務めるリオ五輪金メダリストのアンナ・コラカキ第1走者を務めるリオ五輪金メダリストのアンナ・コラカキ

福島県グランドスタートの第1走者は「なでしこジャパン」

東北各地で展示イベントが行われた後、「Jヴィレッジ」から日本国内での聖火リレーがスタートする。FIFAワールドカップ2011ドイツを制した「なでしこジャパン」が、日本で最初に走る聖火ランナーを務める。

日本で最初に走る聖火ランナーはドイツW杯を制した「なでしこジャパン」
日本で最初に走る聖火ランナーはドイツW杯を制した「なでしこジャパン」日本で最初に走る聖火ランナーはドイツW杯を制した「なでしこジャパン」

■福島県内の大まかなルート

復興のシンボルである「Jヴィレッジ」からスタートした後、東日本大震災からの復興の歩みを着実に進める沿岸の市町村をはじめ、福島県内各地で広くリレーを実施する。

1日目

以下、左から市区町村名、出発予定地、到着予定地

  • 楢葉町・広野町 Jヴィレッジ 9番ピッチ → Jヴィレッジ駅前
  • 楢葉町 楢葉町役場 → みんなの交流館ならはCANvas
  • 広野町 福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校 → 広野駅東口
  • いわき市 いわき陸上競技場 → いわき芸術文化交流館アリオス前
  • 川内村 双葉地方広域市町村圏組合消防本部 富岡消防署川内出張所前 → 川内村立川内中学校
  • 富岡町 富岡駅前 → 富岡町立富岡第一中学校
  • 大熊町 常磐自動車道高架下付近 → 大熊町役場本庁舎
  • 葛尾村 みどりの里ふれあい館 → 葛尾村復興交流館あぜりあ
  • 浪江町 福島ロボットテストフィールド(浪江滑走路・滑走路附属格納庫) → 福島水素エネルギー研究フィールド
  • 南相馬市 南相馬市役所 → 雲雀ヶ原(ひばりがはら)祭場地
  • セレブレーション会場:南相馬市 雲雀ヶ原(ひばりがはら)祭場地

2日目

  • 相馬市 相馬中村神社 → 相馬駅前
  • 新地町 観海堂公園 → 釣師(つるし)防災緑地公園
  • 飯舘村 飯舘村交流センターふれ愛館 → いいたて村の道の駅までい館
  • 川俣町 とんやの郷(さと) → 川俣町立山木屋中学校
  • 福島市 信夫ケ丘競技場 → 福島県庁西庁舎前県民広場
  • 猪苗代町 葉山第3ファミリーリフト横 → 葉山中央駐車場
  • 喜多方市 東四谷入口交差点(おたづき蔵通り) → 喜多方プラザ文化センター駐車場(蔵の里前)
  • 三島町 三島町立三島中学校 → 三島町観光協会駐車場
  • 三島町 第一只見川橋梁展望台(スポットD) → 第一只見川橋梁展望台(スポットD)
  • 会津若松市 馬場道下交差点(中央通り) → 鶴ヶ城公園市営駐車場(鶴ヶ城西出丸)
  • セレブレーション会場:会津若松市 鶴ヶ城公園市営駐車場(鶴ヶ城西出丸)

3日目

  • 南会津町 びわのかげ運動公園健康交流センター → 南会津町消防団田島支団 第1分団第1部
  • 下郷町 大内宿駐車場 → 食堂前
  • 白河市 白河市総合運動公園 陸上競技場 → 白河小峰城
  • 須賀川市 栄町東交差点(須賀川二本松線) → 須賀川市役所
  • 田村市 都路大橋付近 → 古道体育館
  • 本宮市 白沢公民館前ふれあい夢広場 → 英国庭園
  • 郡山市 郡山駅西口駅前広場 → 開成山公園自由広場
  • セレブレーション会場:郡山市 開成山公園自由広場

■聖火リレーのスタート日は?

ギリシャ古代オリンピア市聖火採火式からグランドスタートまでのスケジュールは以下のとおり。聖火採火式からちょうど2週間後の3月26日(木)、「Jヴィレッジ」でグランドスタートが行われる。

ギリシャ

  • 3月12日(木) ギリシャ古代オリンピア市聖火採火式
  • 3月12日(木)~19日(木) ギリシャ国内リレー(8日間)
  • 3月19日(木) ギリシャ・アテネ市にて聖火引継式

日本

  • 3月20日(金) 宮城県:航空自衛隊松島基地に到着。以下、「復興の火」展示場所
  • 3月20日(金) 宮城県石巻市 「石巻南浜津波復興祈念公園」
  • 3月21日(土) 宮城県仙台市 「仙台駅東口エリア」
  • 3月22日(日) 岩手県 「三陸鉄道・SL銀河(宮古駅~釜石駅~花巻駅)」
  • 3月23日(月) 岩手県大船渡市 「キャッセン大船渡エリア」
  • 3月24日(火) 福島県福島市 「福島駅東口駅前広場」
  • 3月25日(水) 福島県いわき市 「アクアマリンパーク」
  • 3月26日(木) 福島県楢葉町・広野町「ナショナルトレーニングセンターJヴィレッジ」にてグランドスタート

3月26日(木)の聖火リレースタートまであと少し。聖火リレーが始まる前に、スタート日や出発点をあらかじめ把握しておこう。

楽しめましたか?お友達にシェアしよう!