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新型コロナウイルスがPGAツアーに与えた影響は?|全米プロゴルフ選手権はどうなる

文: 渡辺文重 ·

今季唯一開催される男子ゴルフ4大メジャー「全米プロゴルフ選手権」が、現地時間8月6日に開幕を迎える。日本からは松山英樹(LEXUS)と石川遼(カシオ)が参加予定。松山は再開後のPGAツアーに復帰、7月30日開幕のWGCフェデックスセントジュード招待にもエントリーしている。

すでに渡米し、全米プロゴルフ選手権に備える松山英樹

■大会の開催状況

北米男子プロゴルフ・PGAツアーの2019-2020シーズンは、2019年9月12日(以下、全て現地時間)から開催された「ア・ミリタリートリビュート at ザ・グリーンブライアー」で開幕。ホアキン・ニーマン(チリ)の優勝でスタートした。その後、2020年3月8日まで行われた「アーノルド・パーマー招待」まで開催。しかし翌週の「ザ・プレーヤーズ選手権」初日終了後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を理由にPGAツアーは中断される。なおザ・プレーヤーズ選手権初日終了時点で暫定首位に立っていたのが、松山英樹だった。

5月14日から開催される予定だった全米プロゴルフ選手権が延期されたほか、7月開催予定だった全英オープンゴルフ選手権が中止されるなど、大幅なスケジュール変更を余儀なくされたPGAツアーだが、6月11日に日程変更された「チャールズ・シュワブチャレンジ」で、3カ月ぶりに無観客で開催。その後、今季残りの大会は全て無観客で開催されることが決定した。松山は再開2戦目の「RBCヘリテイジ」から復帰。7月19日まで開催された「ザ・メモリアルトーナメント」には、欠場を続けていたタイガー・ウッズ(アメリカ合衆国)も出場。無観客開催など、新型コロナウイルス対策を徹底しながら、再開後は毎週大会が開催されている。

■全米プロゴルフ選手権への影響

全米プロゴルフ選手権は現地時間8月6日、米国カリフォルニア州のTPCハーディングパークにて無観客で開催される。米国政府はこれに先立ち、選手やキャディらの米国入国後14日間の自主隔離を解除すると通達。日程の変更、無観客、そして徹底した新型コロナ対策といった違いはあるものの、無事に開催される見込みだ。

しかし、米国入国後の自主隔離期間はなくなったものの、日本など米国以外から参加する場合、国によっては帰国時に自主隔離期間が設けられることになる。そのほか感染リスクもあるため、一部有力選手が参加を辞退する可能性はある。

日本からは、すでにPGAツアーに復帰している松山の出場がほぼ確実。7月30日に開幕するWGC(世界ゴルフ選手権)フェデックスセントジュード招待にもエントリーしている。また、石川遼も全米プロゴルフ選手権に出場すると見られている。

全米プロゴルフ選手権は、テレビ東京、BSテレ東で放送される。

関連:全米プロゴルフ選手権(テレビ東京)

2020年大会ではブルックス・ケプカ(米国)が3連覇を目指す

■これまで新型コロナウイルス陽性と診断された主な選手

PGAツアーで最初に新型コロナウイルス陽性と公表された選手は、ビクター・ランゲ(南アフリカ)で2020年3月のこと。再開後では、ニック・ワトニー(米国)が初。その後、デニー・マッカーシー(米国)、キャメロン・チャンプ(米国)、ディラン・フリテッリ(南アフリカ)、ハリス・イングリッシュ(米国)、チャド・キャンベル(米国)、グレイソン・マレー(米国)の6人が陽性と診断されている。