【東京オリンピック出場枠争い】ボクシング:2020年3月からの五輪予選で日本代表選手が決定

Tokyo2020(東京五輪)のボクシングでは男子は8階級、女子は5階級で実施される。日本代表についてはアジア・オセアニア予選(3月)か、世界最終予選(5月)で自力で出場枠を獲得した選手が内定する。

【1月25日修正】2月に中国・武漢で開催予定だったアジア・オセアニア予選は中止。詳しくは:東京五輪アジア・オセアニア予選が新型ウイルス影響で延期…3月上旬ヨルダン開催

リオデジャネイロオリンピック代表の成松大介 東京五輪で2大会連続での出場を目指す
リオデジャネイロオリンピック代表の成松大介 東京五輪で2大会連続での出場を目指すリオデジャネイロオリンピック代表の成松大介 東京五輪で2大会連続での出場を目指す

オリンピックでの開催が危ぶまれたボクシング

国際オリンピック委員会(IOC)は2018年までに国際ボクシング連盟(AIBA)に対して運営面における問題があるとして、同団体の除名とオリンピック競技からの除外を検討していた。その後協議を重ね、2019年5月のIOC理事会では競技存続の方針となり、6月の総会で正式決定となった。その影響でオリンピック予選は通例より大幅に遅れて実施される。

開催国枠は男子4枠、女子2枠

東京オリンピックのボクシングは男子は8階級(フライ級、フェザー級、ライト級、ウェルター級、ミドル級、ライトヘビー級、ヘビー級、スーパーヘビー級)、女子は5階級(フライ級、フェザー級、ライト級、ウェルター級、ミドル級)で実施される。日本は男子がライトヘビー級までの6階級、女子が全5階級で五輪出場を目指す。

日本には開催国枠として、男子4枠、女子2枠が与えられている。開催国枠は自力で出場枠を獲得できなかった場合、最低限出場できる数。男子は自力で4枠(女子は2枠)を取った場合、開催国枠で出場できる選手はいなくなる。

東京オリンピックへの出場権は、アジア・オセアニア予選(2020年3月、ヨルダン・アンマン)か、世界最終予選(2020年5月、パリ)で出場枠を勝ち取った選手に与えられる。自力で出場権を獲得した選手数が開催国枠(男子4、女子2)に満たなかった場合、残りの枠をオリンピック予選の結果が良かった階級から順に当てはめる。

オリンピック予選に出場する選手は各階級1人ずつで、男子は全階級で全日本選手権(11月)の優勝者に出場権が与えられた。女子は全日本選手権優勝選手か世界ボクシング選手権代表選手がオリンピック予選に出場する。なお、日本選手権優勝選手と世界ボクシング選手権代表選手か異なる3階級では、2019年12月に日本代表決定戦(Box off)が行われ、勝者に出場権が与えられる。

日本代表決定戦の結果は以下の通り。

日本代表決定戦(2019年12月8日/東京都墨田区総合体育館)

  • 河野沙捺×0-5〇並木月海:フライ級(48~51kg)
  • 晝田瑞希×2-3〇入江聖奈:フェザー級(54~57kg)
  • 濱本紗也〇4-1×釘宮智子:ライト級(57~60kg)

※選手名は左が全日本選手権優勝、右が世界選手権代表

オリンピック予選

  • アジア・オセアニア予選(2020年3月3日~11日/ヨルダン・アンマン)
  • 世界最終予選(2020年5月13日~24日/フランス・パリ)
2018年世界選手権銅メダリスト並木月海は東京五輪でのメダル獲得の期待がかかる
2018年世界選手権銅メダリスト並木月海は東京五輪でのメダル獲得の期待がかかる2018年世界選手権銅メダリスト並木月海は東京五輪でのメダル獲得の期待がかかる

男子は成松大介、女子は並木月海に注目

オリンピック予選は2020年2月から始まる。男子では全日本選手権ライト級でリオ五輪代表・成松大介が順当に優勝し、予選出場権を獲得した。2大会連続でのオリンピック出場権を獲得したいところ。

女子では2018年世界選手権銅メダリストの並木月海(フライ級)に、東京オリンピックでのメダル獲得の期待がかかる。2019年の世界選手権では3回戦敗退となったものの、過去2回優勝のナジム・キザイベイ(カザフスタン)を破るなど、実力を見せた。

3年のブランクを経て2018年に現役復帰した釘宮智子にも注目だ。5度の全日本選手権優勝を誇る日本女子ボクシング界の第一人者は、ライト級で初のオリンピック出場を目指す。

オリンピック予選出場予定選手

男子

  • 田中亮明(フライ級/48~52kg級)
  • 堤駿斗(フェザー級/52~57kg級)
  • 成松大介(ライト級/57~63kg級)
  • 岡澤セオン(ウェルター級/63~69kg級)
  • 森脇唯人(ミドル級/69~75kg級)
  • 梅村錬(ライトヘビー級/75~81kg級)

女子

  • 並木月海(フライ級/48~51kg)
  • 入江聖奈(フェザー級/54~57kg)
  • 濱本紗也(ライト級/57~60kg)
  • 鬼頭茉依(ウェルター級/64~69kg)
  • 津端ありさ(ミドル級/69~75kg)

東京オリンピック代表内定選手(3月12日時点)

男子

  • ウェルター級/63~69kg級:岡澤セオン

女子

  • フライ級/48~51kg:並木月海
  • フェザー級/54~57kg級:入江聖奈

楽しめましたか?お友達にシェアしよう!