【東京オリンピック出場枠争い】野球:開催国枠の日本を含めた6チームで実施。「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督が選ぶ24名は?

東京五輪の前哨戦となる2019 WBSCプレミア12に注目

3大会ぶりにオリンピックで実施される野球は、開催国枠の日本を含めた6チームで実施する。わずかな出場枠をめぐり、各国が4つの予選大会で火花を散らす。なかでも、日本も出場する2019 WBSCプレミア12(WBSCは「世界野球ソフトボール連盟」の英語名の略称)は、東京五輪の前哨戦とも位置づけられており、注目度の高い大会だ。

オランダ代表はヨーロッパの強豪の一つ。2011年のワールドカップでは優勝を果たしている
オランダ代表はヨーロッパの強豪の一つ。2011年のワールドカップでは優勝を果たしているオランダ代表はヨーロッパの強豪の一つ。2011年のワールドカップでは優勝を果たしている

2019 WBSCプレミア12では2チームが出場権を獲得

東京五輪の野球は、6チームによって争われる。日本はすでに開催国枠での出場が決まっており、そのほかの5チームは4つの予選を経て決定する。

東京五輪の予選

アフリカ/ヨーロッパ予選

2019年9月18日~22日にイタリアのボローニャとパルマで開催。2019ヨーロッパ野球選手権大会の上位5チームと、2019年アフリカ野球選手権大会の優勝チームの計6チームが戦い、優勝した1チームに出場権が与えられる。

2019 WBSCプレミア12

2019年11月2日~17日に日本などで開催される国際野球大会。2018年最後に発表されたWBSC野球世界ランキングの上位12チームが出場する。アジア・オセアニア大陸の上位1チーム(開催国枠の日本を除く)と、アメリカ大陸の上位1チームが東京五輪への出場権を獲得。ただし、アジア・オセアニアのチームが上位6位以内に残らなかった場合、オリンピック出場権はインターコンチネンタル予選で決定する。

[2019 WBSCプレミア12の出場チーム]

日本、アメリカ、韓国、チャイニーズ・タイペイ、キューバ、メキシコ、オーストラリア、オランダ、ベネズエラ、カナダ、プエルトリコ、ドミニカ共和国

[2019 WBSCプレミア12の日程]

  • オープニングラウンド:2019年11月2日~8日に台湾、韓国、メキシコで開催(4カ国×3グループ)
  • スーパーラウンド:2019年11月11日~16日/東京ドーム、ZOZOマリンスタジアム
  • 決勝戦:2019年11月17日/東京ドーム

アメリカ大陸予選

2020年3月にアメリカ・アリゾナ州で開催。出場チームは、2019 WBSCプレミア12でオリンピック出場権を逃したアメリカ大陸のチームと、パンアメリカン競技大会リマ2019の上位2チームの計8チーム。優勝チームに東京五輪出場権が与えられる。

インターコンチネンタル予選

東京五輪への最後の1枠をかけ、6チームが激突する最終予選。以下の6チームが出場し、大会は台湾で開催される。

[インターコンチネンタル予選の出場チーム]

  • アフリカ/ヨーロッパ予選の2位チーム
  • アメリカ大陸予選の2位と3位チーム
  • 2019年アジア選手権大会の上位2チーム(すでに東京五輪出場を決めたチームを除く)
  • 2019年オセアニア予選の優勝チーム
岡本和真は『ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019「日本vsメキシコ」』で4番打者として起用されている。稲葉監督からの期待は決して小さくない
岡本和真は『ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019「日本vsメキシコ」』で4番打者として起用されている。稲葉監督からの期待は決して小さくない岡本和真は『ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019「日本vsメキシコ」』で4番打者として起用されている。稲葉監督からの期待は決して小さくない

東京五輪に出場できる選手は18歳以上の24人

東京五輪の男子野球代表チームの選手数は24人で、プロ選手も出場可能。オリンピック本戦、予選大会に出場する選手は、大会開催前までに18歳に達していなければならない。

日本代表の「侍ジャパン」を率いる稲葉篤紀(あつのり)監督は、2019年3月に行われた『ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019「日本vsメキシコ」』で11名を代表初選出するなど、試行錯誤しながらチームの強化を進めている。また、11月に控える2019 WBSCプレミア12は、東京五輪の前哨戦とも位置づけられており、ここでのメンバーが東京五輪代表の中心となるだろう。

ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019「日本vsメキシコ」のメンバー

投手

  • 梅野雄吾(東京ヤクルト)*
  • 山岡泰輔(オリックス)
  • 原樹理(東京ヤクルト)*
  • 松永昂大(千葉ロッテ)
  • 山﨑康晃(横浜DeNA)
  • 今永昇太(横浜DeNA)
  • 高橋礼(福岡ソフトバンク)
  • 三上朋也(横浜DeNA)*
  • 森唯斗(福岡ソフトバンク)
  • 山本由伸(オリックス)*
  • 森原康平(東北楽天)*
  • 田口麗斗(読売)

捕手

  • 小林誠司(読売)
  • 田村龍弘(千葉ロッテ)
  • 甲斐拓也(福岡ソフトバンク)

内野手

  • 京田陽太(中日)
  • 吉川尚輝(読売)*
  • 大山悠輔(阪神)
  • 清宮幸太郎(北海道日本ハム)*
  • 中村奨吾(千葉ロッテ)
  • 岡本和真(読売)
  • 村上宗隆(東京ヤクルト)*

外野手

  • 田中和基(東北楽天)
  • 吉田正尚(オリックス)*
  • 野間峻祥(広島東洋)*
  • 上林誠知(福岡ソフトバンク)
  • 近藤健介(北海道日本ハム)
  • 西川遥輝(北海道日本ハム)*

*がついている選手は代表初選出

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