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【東京オリンピック出場枠争い】野球:開催国枠の日本を含めた6チームで実施「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督が選ぶ24名は?

4か国が出場権を獲得。アメリカは残り2枠に滑り込めるか?

文: オリンピックチャンネル編集部 ·

3大会ぶりにオリンピックで実施される野球は、開催国枠の日本を含めた6チームで実施する。2019年11月開催のWBSCプレミア12を終え、4か国が出場権を獲得した。残る2枠を懸け、2020年3月のアメリカ大陸予選、同4月のインターコンチネンタル予選でアメリカを含めた国々が火花を散らすことになる。

2019世界野球WBSCプレミア12で世界一に輝いた侍ジャパン/AFP=時事

2019 WBSCプレミア12では2チームが出場権を獲得

東京五輪の野球は、6チームによって争われる。日本はすでに開催国枠での出場が決まっており、そのほかの5チームは4つの予選を経て決定する。

東京五輪の予選

アフリカ/ヨーロッパ予選

2019年9月18日~22日にイタリアのボローニャとパルマで開催。2019ヨーロッパ野球選手権大会の上位5チームと、2019年アフリカ野球選手権大会の優勝チームの計6チームが戦う。優勝したイスラエルに出場権が与えられた。

2019 WBSCプレミア12

2019年11月2日~17日に日本などで開催される国際野球大会。2018年最後に発表されたWBSC野球世界ランキングの上位12チームが出場する。アジア・オセアニア大陸の上位1チーム(開催国枠の日本を除く)と、アメリカ大陸の上位1チームが東京五輪への出場権を獲得。ただし、アジア・オセアニアのチームが上位6位以内に残らなかった場合、オリンピック出場権はインターコンチネンタル予選で決定する。

[2019 WBSCプレミア12の出場チーム]

日本、アメリカ、韓国、チャイニーズ・タイペイ、キューバ、メキシコ、オーストラリア、オランダ、ベネズエラ、カナダ、プエルトリコ、ドミニカ共和国

[2019 WBSCプレミア12の日程]

  • オープニングラウンド:2019年11月2日~8日に台湾、韓国、メキシコで開催(4カ国×3グループ)
  • スーパーラウンド:2019年11月11日~16日/東京ドーム、ZOZOマリンスタジアム
  • 決勝戦:2019年11月17日/東京ドーム

アメリカ大陸予選

2020年3月にアメリカ・アリゾナ州で開催。出場チームは、2019 WBSCプレミア12でオリンピック出場権を逃したアメリカ大陸のチームと、パンアメリカン競技大会リマ2019の上位2チームの計8チーム。優勝チームに東京五輪出場権が与えられる。

インターコンチネンタル予選

東京五輪への最後の1枠をかけ、6チームが激突する最終予選。以下の6チームが出場し、大会は台湾で開催される。

[インターコンチネンタル予選の出場チーム]

  • アフリカ/ヨーロッパ予選の2位チーム
  • アメリカ大陸予選の2位と3位チーム
  • 2019年アジア選手権大会の上位2チーム(すでに東京五輪出場を決めたチームを除く)
  • 2019年オセアニア予選の優勝チーム
オランダ代表はヨーロッパの強豪の一つ。2011年のワールドカップでは優勝を果たしている

東京オリンピック出場確定国(2月14日時点)

  • 日本(開催国)
  • イスラエル(アフリカ/ヨーロッパ予選)
  • 韓国(2019 WBSCプレミア12)
  • メキシコ(2019 WBSCプレミア12)

東京オリンピックの競技日程

オープニングラウンド:7月29日~8月1日

ノックアウトステージ:8月2日~8月8日

決勝戦:8月8日19時00分試合開始(横浜スタジアム)

岡本和真は『ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019「日本vsメキシコ」』で4番打者として起用されている。稲葉監督からの期待は決して小さくない

東京五輪に出場できる選手は18歳以上の24人

東京五輪の男子野球代表チームの選手数は24人で、プロ選手も出場可能。オリンピック本戦、予選大会に出場する選手は、大会開催前までに18歳に達していなければならない。

日本代表の「侍ジャパン」を率いる稲葉篤紀(あつのり)監督は、2019年3月に行われた『ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019「日本vsメキシコ」』で11名を代表初選出するなど、試行錯誤しながらチームの強化を進めている。また、11月に控える2019 WBSCプレミア12は、東京五輪の前哨戦とも位置づけられており、ここでのメンバーが東京五輪代表の中心となるだろう。

侍ジャパン・2019世界野球WBSCプレミア12

【投手】

  • 岸孝之(楽天=34)
  • 山岡泰輔(オリックス=24)
  • 松井裕樹(楽天=23)
  • 山口俊(巨人=32)
  • 山崎康晃(DeNA=26)
  • 今永昇太(DeNA=26)
  • 大野雄大(中日=31)
  • 高橋礼(ソフトバンク=23)
  • 千賀滉大(ソフトバンク=26)
  • 山本由伸(オリックス=21)
  • 森原康平(楽天=27)
  • 中川皓太(巨人=25)
  • 田口麗斗(巨人=24)

【捕手】

  • 小林誠司(巨人=30)
  • 会沢翼(広島=31)
  • 甲斐拓也(ソフトバンク=26)

【内野手】

  • 山田哲人(ヤクルト=27)
  • 源田壮亮(西武=26)
  • 浅村栄斗(楽天=28)
  • 菊池涼介(広島=29)
  • 外崎修汰(西武=26)
  • 坂本勇人(巨人=30)
  • 松田宣浩(ソフトバンク=36)

【外野手】

  • 近藤健介(日本ハム=26)
  • 周東佑京(ソフトバンク=23)
  • 吉田正尚(オリックス=26)
  • 鈴木誠也(広島=25)
  • 丸佳浩(巨人=30)