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柔道・阿部一二三、オリンピック出場を懸けた挑戦の軌跡

文: オリンピックチャンネル編集部 ·

■リオデジャネイロ五輪出場を懸けた阿部一二三の挑戦

柔道の阿部一二三は2020年12月、東京五輪柔道男子66kg級日本代表内定の座を勝ち取った。24分間に及ぶ激闘の末に手にした勝利だった。五輪出場を懸けた戦いを振り返る。

2015年11月、神港学園神港高校3年生の時、講道館杯全日本体重別選手権66kg級に出場して大会連覇を目指した。初戦は東海大学2年の浅利昌哉に勝利。しかし準々決勝で天理大学4年の丸山城志郎に敗れてしまう。

その結果、グランドスラム・東京やヨーロッパ遠征の代表選手に選ばれず、2016年リオデジャネイロ五輪への道が閉ざされた。リオデジャネイロ五輪の66kg級代表にはロンドン五輪銅メダリストの海老沼匡が選ばれた。

■東京五輪出場を懸けた阿部一二三の挑戦

2020年12月、講道館で行われた柔道男子66kg級東京五輪日本代表内定選手決定戦に出場した。五輪代表選考で日本柔道史上初めての1試合限定「ワンマッチ」方式だった。

対戦相手は5年前の講道館杯準々決勝で敗れた丸山。新型コロナウイルス感染対策により無観客で行われる中、大内刈りで優勢勝ちし、24分間に及ぶ激闘を制して日本代表内定をたぐり寄せた。

リオデジャネイロ五輪出場を逃した悔しさをバネに研鑽を重ねてきた阿部が東京五輪でメダル獲得を狙う。