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水球のルールを知って東京五輪を楽しもう!|大会形式や注目選手について解説

文: オリンピックチャンネル編集部 ·

水球男子日本代表は、前回のリオデジャネイロ大会で32年ぶりの五輪出場を果たした。Tokyo2020(東京オリンピック)では、男女とも日本代表「ポセイドンジャパン」は出場が決定済み。女子は五輪初出場初勝利を目指す。ここでは水球のルールや注目選手について解説する。

水球の楽しみ方

■ルール

1チーム7人ずつで、うち1人はゴールキーパーとして自陣ゴールを守り、ゴールにボールが入った回数で競う。ゴールキーパー以外の選手は両手でボールを触ることは禁止されている。

ファールは大きく分けると2種類で、オーディナリーファールとパーソナルファールがある。オーディナリーファールは、30秒の攻撃ルール失敗時やボールを水中に沈める行為等を指す。このカードにはイエローカードが提示され、ファールを犯すと相手チームにフリースローが与えれられる。パーソナルファールは、フリースローの妨害やボールを持っていない選手を引っ張る等の行為に与えられる。この場合はレッドカードが提示され、一定の時間、試合から離れる退水のペナルティが課される。

■大会形式

水深2メートル以上のプール内につくられた、縦30メートル横20メートルのコートで試合が行われる。試合時間は4ピリオド制(1ピリオドは8分間)で、ファールや得点の際には時計が止められる。

東京オリンピックでは男女とも、12の出場国を2グループに分け、総当たり戦によるグループステージを行う。そこで勝ち上がった各グループ上位4チームが決勝トーナメントに進出し、順位を決定する。

■楽しんで見るポイント

水中は審判から見えにくく、相手をつかむ、蹴るといったプレーが少なくない。また、ボールを持っている選手に対してはコンタクトが許されている。一方で、スピード感のある攻撃や、戦術的な守備など、水球はチームスポーツならではの魅力も持ち合わせている。

イギリス発祥のスポーツでヨーロッパを中心に広まっていったことから、強豪国は欧州に集中している。男子では、ハンガリーが最多9度のオリンピック金メダルに輝いている。そのほかでは発祥国のイギリス、セルビアやクロアチアのユーゴスラビア圏、イタリアなど、これまで全大会で欧州勢が優勝している。一方で、2000年シドニー大会から正式種目となった女子では、ロンドン、リオ大会とアメリカが連覇している。日本男子は、32年ぶりの出場となったリオデジャネイロ五輪では未勝利に終わった。地元開催となる東京大会こそ勝利を手にしたい。今大会が初出場となる女子は、五輪初勝利に期待がかかる。

注目選手

男子:大川慶悟(1990年3月11日生まれ)

中学3年の時に競泳から水球へと本格的に転向した。身長183センチの体格を活かした豪快なプレースタイルが特長で、海外選手相手の接触プレーでも強さを見せる。リオデジャネイロオリンピックで、日本代表に選出された。

女子:有馬優美(1997年9月9日生まれ)

日本代表では攻撃の要として活躍が期待される。2017年世界選手権では得点ランク7位、2019年世界選手権では同3位に入った。