野球のルールを知って東京五輪を楽しもう!|大会形式や注目選手について解説

プレミア12で優勝し、東京五輪でも世界一を目指す侍ジャパン(時事)
プレミア12で優勝し、東京五輪でも世界一を目指す侍ジャパン(時事)プレミア12で優勝し、東京五輪でも世界一を目指す侍ジャパン(時事)

Tokyo 2020(東京五輪)では、開催都市提案による追加種目として野球が実施されることが決まっている。ここではそのルールや見どころ、注目選手などを紹介する。

■五輪で実施される野球の楽しみ方

近年、地上波ではなかなかプロ野球が見られなくなってしまった。しかし、国を挙げた一大イベントである五輪では、もちろんテレビ中継が放送される。この機に、日本代表をはじめ世界各国のトップ選手たちのプレイを堪能してはいかがだろうか。

■ルール

野球とは、9名ずつの2チームが対戦し、それぞれ9回の攻撃の間に獲得した得点の多さを競う競技である。

攻撃側は、選手が順に打席に立ち、相手投手の球を打って1点でも多くの得点を狙う。守備側は、相手打者をアウトにし、最少失点に抑えるために守る。3つのアウトで攻守交替となる。9回を終えても同点の場合は、延長戦が行われ、決着を付ける。

■大会形式

東京五輪の野球は、世界各地の予選を勝ち抜いた5チームと、開催国の日本を合わせた6チームが、オープニングラウンド、ノックアウトステージと戦い世界一の座を争う。

現時点での出場決定国は以下のとおり。

  • 日本(開催国)
  • イスラエル(アフリカ/ヨーロッパ予選)
  • 韓国(2019 WBSCプレミア12)
  • メキシコ(2019 WBSCプレミア12)

※残り2か国は、アメリカ大陸予選、インターコンチネンタル予選を経て決定する。

オープニングラウンドでは各国がグループAとグループBに振り分けられ、全5試合を行い各グループの順位を決定する。会場は福島あづま球場と横浜スタジアム。

ノックアウトステージでは、オープニングラウンドの順位をもとに試合が組まれ、全10試合を行い、世界一が決まる。ノックアウトステージの試合は以下のとおり。会場は全て横浜スタジアム。

(#1) グループA 3位 vs グループB 3位

(#2) グループA 2位 vs グループB 2位

(#3) #1 勝者 vs #2 勝者

(#4) グループA 1位 vs グループB 1位

(#5) #2 敗者 vs #3 敗者

(#6) #5 勝者 vs #4 敗者

(#7)準決勝 #3 勝者 vs #4 勝者

(#8)準決勝 #6 勝者 vs #7 敗者

(#9)3位決定戦 #6 敗者 vs #8 敗者

(#10)決勝 #7 勝者 vs #8 勝者


■楽しんで見るポイント

注目したいのは、投手たちが繰り出す時速160キロに達するような剛速球に、多彩な変化球。時には豪快に、時には狙いすましたスイングで長短打を放つ打者たち。圧倒的な身体能力をもって、際どい打球へのダイビングキャッチを見せる守備や、ダイヤモンドを駆け回る走塁も見物だ。

そしてなんと言っても、世界各国のトップ選手たちが一堂に会し、国の誇りをかけた真剣勝負が繰り広げられるところだ。シドニー2000大会では、銅メダルをかけた試合に敗れて涙を流す日本代表の選手もいたほど。

■過去に五輪で活躍した日本人選手

過去の大会で活躍した、主な日本人選手を紹介する。

古田敦也(ソウル1988大会)

トヨタ自動車在籍時にオリンピック出場。野茂英雄(元近鉄)らとバッテリーを組み、銀メダル獲得に貢献。

福留孝介(アトランタ1996、2004アテネ大会)

日本生命時代にアトランタ、プロ入り後にアテネ大会を経験。2大会にわたってメダルを獲得した。

松坂大輔(シドニー2000、アテネ2004大会)

平成の怪物・松坂も五輪経験者だ。シドニーではメダルなしに終わったが、アテネでは銅メダル獲得に貢献。

■日本の過去の成績

ロサンゼルス1984大会から公開競技として、バルセロナ1992大会からは正式競技として実施されている五輪の野球競技。日本は7大会で4度のメダルに輝いている。各大会の順位は以下のとおり。

  • ロサンゼルス1984大会:金メダル
  • ソウル1988大会:銀メダル
  • バルセロナ1992大会:銅メダル
  • アトランタ1996大会:銀メダル
  • シドニー2000大会:4位
  • アテネ2004大会:銅メダル
  • 北京2008大会:4位

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