Jリーグの再開日はいつ?|2020シーズンのレギュレーションはどうなる?

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大により、開催が延期されている明治安田生命Jリーグ。3月30日にはJリーガーから感染者が確認された。Jリーグの再開日はいつになるのか?ここでは、現時点での再開の見通しやレギュレーション変更などについて解説する。

Jリーグの村井満チェアマン
Jリーグの村井満チェアマンJリーグの村井満チェアマン

6月7日まで延期、再開時期は6月下旬から7月か?

新型コロナウイルス感染拡大の影響で現在、J1とJ2は第2節、J3は第1節、ルヴァンカップはグループステージ第2節以降が延期となっている。Jリーグは3月25日の実行委員会で、J1は5月9日、J2は5月2日、J3については最短で4月25日からの再開を目指すとし、各カテゴリーで段階的にシーズンを再開する方針を示していた。しかし、4月3日午前にNPBとJリーグ合同による「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第5回会議を実施。同会議での専門家よる、「4月中の開催は難しい」との助言を受け、会議終了後に公式戦再開をさらに延期することで合意。8日に、4月25日から5月末まで、30日には6月7日までの全公式戦延期が発表された。

なお、再開時期については現時点で白紙としており、6月13日以降の試合開催については未定となっている。Jリーグは5月29日の実行委員会で公式戦開催時期について議論を行うとしている。村井満チェアマンは、「公式戦開催まで、最低4週間から5週間程度の準備期間を設けたい」とコメントした。

Jリーグが4/25以降の公式戦延期を発表|新型コロナウイルスの影響により
Jリーグが5月30日から6月7日までのリーグ戦延期を発表

再開できた場合の日程消化はどうなる?

Jリーグを再開した場合、延期となっていた試合日程を組みなおす必要がある。週末だけではなく水曜日などの平日にも多くの試合を組み込む必要が出てくる。そのため、今シーズンは金曜日にナイトゲームで行われる「金J」が消滅し、水曜日と土日開催に固定される可能性が浮上している。

また、公式戦再開の再延期を決定したことにより、日程だけでなく大会のレギュレーション変更を余儀なくされる可能性もある。村井チェアマンは「大会そのものを抜本的に見直すことは想定していない。大枠の骨組みを変えずになんとかできる余地がないかを、まずは検討することになる」と、今後の方向性を示している。

今季の降格はなし、上位2チームが自動昇格

Jリーグが再開できた場合、上記のように日程の再編のほかにも障害がある。そのためJリーグは3月19日に、競技の公平性を担保できないことを理由に挙げ、今シーズンの各カテゴリ間での降格をなしとすることを決定した。一方で、昇格についてはJ2からJ1、J3からJ2にそれぞれ2チームずつ昇格するとしている。ただし、ライセンスなど条件を満たさないクラブがあった場合には昇格クラブ数が変動する可能性がある。

Jリーグは今シーズンのレギュレーション変更について、4月15日に発表。J2からJ1への昇格はリーグ戦上位2クラブの自動昇格とし、J1参入プレーオフは開催しないことを決定した。

【昇格・降格ルール】

  • J1参入プレーオフは開催しない(J2上位2クラブが自動昇格)
  • 昇格は「基準試合数」以上の試合を開催した場合のみ適用する。
  • 「基準試合数」を満たさなかった場合は不成立となり、順位決定は行わず、昇格は行われない。

【賞金・表彰】

  • 「基準試合数」を満たさなかった場合は不成立となり、賞金は支払わず、各種表彰も行わない。
  • 大会が成立しなかった場合、公式記録は参考データとする。
  • 大会が成立しなかった場合も、選手個人の出場実績(試合数、得点など)は個人記録として算入される。

※基準試合数とは:全試合数の75パーセントかつ全クラブが50パーセント(ホーム、アウェイ問わず)を開催

Jリーグ今季大会方式の変更・特例措置を発表…J1参入プレーオフは開催せず

再開できなかった場合の気になるシナリオ

もし、2020年中のJリーグ再開が困難となった場合、今シーズンのJリーグは第1節しか消化しておらず、順位を確定することができない。そのため、今シーズンはJリーグ史上初のリーグ不成立となるだろう。

2019年シーズンJ1優勝の横浜Fマリノス
2019年シーズンJ1優勝の横浜Fマリノス2019年シーズンJ1優勝の横浜Fマリノス

ACLやカップ戦への影響

現在、ACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)も新型コロナウイルスの影響で中断しており、先行きが見えない状況となっている。仮にJリーグとACLが再開した場合、例年に比べ短期間で日程を消化することとなるため、ACL出場チーム(横浜Fマリノス、FC東京、ヴィッセル神戸)は過密スケジュールを強いられることとなりそうだ。

また、4月24日には今シーズンの天皇杯のレギュレーション変更が発表された。新型コロナウイルスの影響で、開幕は9月16日に延期。出場チームも従来の88チームから50チームに縮小し、7回戦制で実施される。Jリーグ勢J1上位2チームのみが準決勝(12/27)から出場する。決勝は2021年の1月1日に行われる。

なお、グループステージ第2節以降が延期となっているルヴァンカップについては、大会方式の変更が検討されている。

2021シーズンに及ぼす影響

今シーズンは各カテゴリー間での「降格なし」「昇格あり」が決定している。そのため、来シーズンはJ1が20チームによって争われることとなり、例年は全34試合で実施されていたJ1だが、来シーズンは38試合で開催されることとなる。また、昇格・降格制度も変更される可能性が高い。Jリーグは昇格・降格制度について、後日詳細を決定したいとしている。

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