日本レスリング協会(JWF)は8月9日、アジア・レスリング連盟が日本時間12日4時から2019年のベストレスラー、ベストコーチ、ベスト加盟国の表彰式を開催。Instagram(インスタグラム)で中継すると伝えた。日本からは太田忍(ALSOK)と笹山秀雄氏が選出されている。
この賞はアジアの団結と発展のため制定され、今回が第1回となる。6月にキルギスで開催されるアジア・ジュニア選手権で表彰式が行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行により、大会は中止。このため、オンラインで開催されることになったと説明している。
日本からは、2019年にカザフスタン・ヌルスルタンで開催されたUWW(世界レスリング連合)選手権にて、男子グレコローマンスタイル63キロ級金メダルの太田。そして、世界選手権とアジア選手権にて、日本女子チームを国別対抗得点で優勝に導いた笹山女子強化委員長(自衛隊)が選出されている。
ベストレスラー、ベストコーチ、ベスト加盟国は以下の通り。
2019年ベストレスラー
- 男子グレコローマン:太田 忍(日本/63キロ級)世界選手権優勝
- 男子フリースタイル:ヌルコザ カイパノフ(カザフスタン/70キロ級)アジア選手権優勝、世界選手権2位
- 女子:栄寧寧(ロン ニンニン/中国/57キロ級)アジア選手権優勝、世界選手権2位
2019年ベストコーチ
- 男子グレコローマン:モハメド バナ(イラン)世界選手権「銅3」、アジア選手権「金4・銅3」
- 男子フリースタイル:ゴラムレザ モハマディ(イラン)世界選手権「金1」、アジア選手権「金7・銅3」
- 女子:笹山秀雄(日本)世界選手権とアジア選手権で国別対抗得点優勝
2019年最優秀加盟国
- カザフスタン ハイレベルな世界選手権とアジア・カデット選手権を開催