スポーツクライミング

クライミングW杯呉江大会が5月3日開幕、女王・野中生萌が復帰...日本勢のボルダリング今季初勝利なるか?

4月に開幕したクライミングW杯は5月3~5日に第4戦となる呉江大会を迎える。ボルダリング国別ランキングでは首位に立っている日本だが、ここまで日本勢の勝利はない。呉江大会では昨季の女子年間チャンピオン野中生萌が肩のケガから復帰予定となっており、日本勢の今季初勝利に期待したい。

いよいよ今季のW杯初出場となる野中生萌/ EPA=時事

今大会で最大の注目になるのが、肩のケガでここまで出場を見送っていた野中生萌の復帰だろう。ボルダリング、スピードと2種目のジャパンカップを制し、最高の形で2019年のスタートを切った野中だったが、3月に行われたリードのジャパンカップで肩を負傷。3試合の出場を断念せざるを得なかった。ケガも癒え、昨年のボルダリング年間チャンピオンがいよいよ今季のW杯に戻ってくる。

呉江大会では、初日となる3日(金)に男女スピードの予選・決勝が行われる。スピード強化に取り組んでいる日本勢だが、今季まだ予選を突破し決勝トーナメントに進出した選手がいない。今大会で復帰予定の野中生萌は今年のスピードジャパンカップで優勝しているだけに、スピードでの上位進出にも期待したい。

ボルダリングでは、日本勢の今季初勝利に期待したい。第3戦の重慶大会で今季2度目の準優勝を果たした野口啓代が、今季の女子年間ランク3位に入っている。重慶大会で5位に入った伊藤ふたばも、年間6位で上位を伺っている。ここまで3戦全勝、2位に2倍近い差をつけて独走態勢に入りつつあるヤンヤ・ガンブレット(スロベニア)の牙城を崩しにかかりたい。

男子では第3戦の重慶大会で今季2度目の準優勝の楢崎智亜が、首位と20ポイント差の年間2位につけている。ほかにも5位に藤井快、7位に杉本怜、10位に緒方良行が入っており、上位を狙っている。昨季のボルダリング世界選手権で優勝した原田海にも期待したい。

クライミングW杯 第4戦呉江大会日程(日本時間)

3日(金)
13:45 - 16:15 男女スピード予選
20:00 - 21:00 男女スピード決勝

4日(土)
11:00 - 14:30 女子ボルダリング予選
16:00 - 21:00 男子ボルダリング予選

5日(日)
10:30 - 12:45 男女ボルダリング準決勝
17:00 - 19:30 女子ボルダリング決勝
19:30 - 21:00 男子ボルダリング決勝

スピード出場選手
男子

杉本怜(マイナビ)
楢﨑智亜(TEAM au)
楢﨑明智(TEAM au)
原田海(日新火災)
藤井快(TEAM au)

女子

伊藤ふたば(TEAM au)
中村真緒(青山学院大学)
野口啓代(TEAM au)
野中生萌(XFLAG)
森秋彩(つくば開成高等学校)

ボルダリング出場選手
男子

石松大晟(Base Camp)
井上祐二(福井県山岳連盟)
緒方良行(神奈川大学)
杉本怜(マイナビ)
高田知尭(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)
土肥圭太(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)
楢﨑智亜(TEAM au)
楢﨑明智(TEAM au)
原田海(日新火災)
藤井快(TEAM au)

女子

伊藤ふたば(TEAM au)
大河内芹香(西九州大学)
倉菜々子(ウィルスタッフ)
中村真緒(青山学院大学)
野口啓代(TEAM au)
野中生萌(XFLAG)
森秋彩(つくば開成高等学校)