10月25日、日本初開催となる米PGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」の第2日目が悪天候のために中止となり、第3日目・26日についても無観客試合での実施が決定した。
25日早朝、千葉県習志野市のアコーディアゴルフ習志野カントリークラブ(7041ヤード/パー70)は、台風21号の影響を受け、早朝から大雨に見舞われたことから、コースコンディションが整わず、第2ラウンド開始前に順延が決まった。
そのため順位は変わらず、13年ぶりの日本大会参戦のタイガー・ウッズ(米国)、全米王者のゲーリー・ウッドランド(ともに米国)が6アンダーで1位。松山英樹が5アンダーで単独3位につけ、石川遼は2アンダーで7位タイで追っている。
26日の大会3日目についてはギャラリーの安全確保が困難なため、無観客試合での実施が決まった。さらに、コース内に複数の水没箇所が見つかり、予定していた第2ラウンド開始時間を6時半から「9時半から11時半」に変更する。
予選カットアウトがないため、終了次第ペアリングを変えず第3ラウンドを開始する予定となっているが、天候によって順延を繰り返した場合、予備日の28日(月)を使って72ホール完遂を目指すとしている。
「ZOZOチャンピオンシップ」は、賞金総額975万ドル(約11億円)、優勝賞金175万ドル(約2億円)で日本で開催するゴルフ大会で史上最高額。