現地時間2月9日、スキージャンプのFIS(国際スキー連盟)ワールドカップのオーストリア・ヒンツェンバッハ大会女子個人第13戦では、前日と同じく高梨沙羅(クラレ)が4位となり、100回目の表彰台入りを逃した。
ヒンツェンバッハ大会女子個人(ヒルサイズ=90メートル、K点=85メートル)2日目の第13戦、高梨沙羅は改めてW杯通算100回目の表彰台を狙ったものの、1回目を86.0メートル、2回目を87.0メートルの計240.1点で、3位のララ・マルシネル(イタリア)に1.4点及ばず(241.5点)、この日も4位に終わった。
1位は2回とも87.5メートルを飛んだキアラ・ヘルツルで251.0点、2位は247.8点のエバ・ピンケルニヒで、地元オーストリア勢はワンツーを飾った。ヘルツルはW杯4連勝、通算6勝目となった。
日本勢は丸山希(明治大学)が9位、伊藤有希(土屋ホーム)が17位、勢藤優花(北海道ハイテクアスリートクラブ)が25位だった。
また、ドイツ・ヴィリンゲンで予定されていた男子個人第20戦は、前日夜の段階で暴風が予想されたため中止となった。小林陵侑(土屋ホーム)ら6選手が出場を予定していた。