スポーツクライミング

スポーツクライミング東京五輪予選3日目:藤井快が優勝、楢崎明智は3位に

文: 渡辺文重 ·

フランスのトゥールーズで開催されているIFSC(国際スポーツクライミング連盟)によるTokyo 2020(東京五輪)の複合予選会は現地時間11月30日、大会3日目を迎えた。予選を勝ち抜いた8選手による男子決勝で、藤井快が優勝。楢崎明智(ともにTEAM au)は3位だった。

藤井快が優勝(写真は8月のIFSC世界選手権2019八王子)

スポーツクライミング複合種目では、全3種目の順位を掛け合わせ、数字が少ない方が上位となる。藤井はスピード種目で5位、ボルダリング種目で2位、リード種目で2位となり、20ポイント。全種目で安定した結果を残せたことが勝因となった。

総合2位のアダム・オンドラ(チェコ)はボルダリング種目で3位、リード種目で1位を獲得したものの、最初のスピードで最下位だったことが響き、24ポイントとなった。楢崎はスピード種目で4位、ボルダリング種目で1位と好調だったが、最終種目のリードで7位となり、28ポイントで総合3位となっている。

IFSCは、今回の予選会で男女各6人に五輪出場資格を与えるとしている。ただし、各国・地域ごとに東京五輪へ出場できる最大の選手数は男女ともに「2」。IFSCは8月のIFSC世界選手権2019八王子をもって、すでに日本の2枠は埋まったという立場を表明している。この出場基準を巡っては、日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)がスポーツ仲裁裁判所(CAS)にIFSCを提訴しており、不透明な状況となっている。