スポーツクライミング

【スポーツクライミング】LJC第2日:東京五輪内定・野口啓代が予選首位通過…楢﨑智亜は決勝へ

文: 渡辺文重 ·

第33回リードジャパンカップ(LJC)は8月10日、大会2日目を迎えた。女子は、Tokyo 2020(東京五輪)出場内定の野口啓代が首位で予選を通過。男子は26名による準決勝が行われ、やはり東京五輪内定の楢﨑智亜(ともにTEAM au)が8人で争われる決勝にコマを進めた。

東京五輪出場内定の野口啓代。写真はIFSC(国際スポーツクライミング連盟)世界選手権2019八王子大会

スポーツクライミングの国内主要大会であるジャパンカップ(JC)は、2月にボルダリングとスピードを開催。男子のボルダリング(BJC)は原田海(日新火災)、スピード(SJC)は土肥圭太(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)が優勝。女子はBJC、SJCともに伊藤ふたば(TEAM au)が制している。リードも3月に埼玉県加須市で開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により延期。8月に岩手県盛岡市・県営運動公園スポーツクライミング競技場にて、無観客開催されることになった。

■東京五輪内定の野口啓代らが準決勝へ

女子予選は午前から行われ、47選手が出場。9日に行われた男子と同様に、2ルートの総合ポイントで争われた。首位は、両ルートを完登した野口。2位に野中生萌(XFLAG)、3位に森秋彩(茨城県山岳連盟)が続く。BJC、SJCを制している伊藤も、15位で予選通過となった。

■第33回LJC女子予選結果

1.野口啓代(TEAM au)1.50

2.野中生萌(XFLAG)2.87

2.森 秋彩(茨城県山岳連盟)2.87

4.谷井菜月(橿原学院高等学校)4.06

5.平野夏海(国士舘高等学校)5.50

6.中川 瑠(大阪府山岳連盟)6.63

7.柿崎未羽(東京都山岳連盟)7.04

7.田嶋あいか(三重県山岳・スポーツクライミング連盟)7.04

9.小池はな(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)8.93

10.小武芽生(エスエスケイフーズ)9.95

10.阿部桃子(神奈川県山岳連盟)9.95

10.久米 乃ノ華(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)9.95

13.抜井美緒(奈良県山岳連盟)12.63

14.大田理裟(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)14.90

15.伊藤ふたば(TEAM au)14.99

16.森 奈央(三重県山岳・スポーツクライミング連盟)16.47

17.廣重幸紀(福井県山岳連盟)19.24

18.美谷島ももか(東京都山岳連盟)19.29

19.菊地咲希(日新火災)20.07

20.佐藤 凜(秋田県山岳・スポーツクライミング連盟)20.49

21.栗田湖有(新潟県山岳協会)21.48

22.青栁未愛(東京都立府中東高等学校)22.20

23.加島智子(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)24.08

24.高田こころ(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)24.82

25.森脇ほの佳(大阪府山岳連盟)25.10

26.中村真緒(青山学院大学)25.83

27.滝口 萌(福島県山岳連盟)26.50

28.高尾知那(愛知県山岳連盟)27.54

29.松藤藍夢(神奈川県立新羽高等学校)27.84

30.工藤 花(山形城北高等学校)28.46

31.倉 菜々子(愛知県山岳連盟)29.73

31.二宮 凜(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)29.73

33.原田朝美(長崎県山岳・スポーツクライミング連盟)32.98

34.葛生真白(栃木県山岳・スポーツクライミング連盟)34.50

35.西田朱李(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)35.47

35.大河内 芹香(西九州大学)35.47

37.松田喜々(沖縄県山岳・スポーツクライミング連盟)35.87

38.菊池野音(茨城県山岳連盟)36.12

39.柏 綾音(三重県山岳・スポーツクライミング連盟)36.65

39.小島果琳(岐阜県山岳連盟)36.65

41.野部七海(埼玉県立熊谷工業高等学校)38.24

42.鈴木 可菜美(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)41.00

43.菅原亜弥(神奈川県山岳連盟)42.49

44.樋口結花(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)43.75

45.井内瑠南(大阪府山岳連盟)44.24

46.林あいり(福島県山岳連盟)46.00

47.菊地萌可(栃木県山岳・スポーツクライミング連盟)47.00

■男子準決勝、楢﨑智亜は5位で決勝へ

9日に行われた予選を通過した26名で争われる準決勝は、午後から開催された。準決勝では予選13位の西田秀聖(奈良県山岳連盟)が高度「35+」で首位。前回優勝の藤井快(TEAM au)は予選26位だったものの、西田と同じく「35+」で2位通過となった。楢﨑智は6位で、上位8名で争われる決勝に進出している。BJC優勝の原田、SJC優勝の土肥は、準決勝敗退となった。

■第33回LJC男子準決勝結果

1.西田秀聖(奈良県山岳連盟)35+

2.藤井 快(TEAM au)35+

3.村下善乙(千葉県山岳・スポーツクライミング協会)33+

4.樋口純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)33+

5.楢﨑智亜(TEAM au)33

6.緒方良行(-)31+

7.田中修太(新潟県山岳協会)31

8.吉田智音(奈良県山岳連盟)30+

9.百合草 碧皇(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)30+

10.原田 海(日新火災)30+

11.高田知尭(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)30

12.杉本 怜(マイナビ)30

13.関口準太(栃木県山岳・スポーツクライミング連盟)27+

13.天笠颯太(神奈川県山岳連盟)27+

15.楢﨑明智(TEAM au)27

16.抜井亮瑛(奈良県山岳連盟)26

17.土肥圭太(鹿児島県山岳・スポーツクライミング連盟)25+

18.中上太斗(福井県山岳連盟)24+

19.小俣史温(東京都山岳連盟)24+

20.本間大晴(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)22

21.是永 敬一郎(埼玉県山岳・スポーツクライミング協会)22

22.亀山凌平(岐阜県山岳連盟)20

23.山内 響(岩手県山岳・スポーツクライミング協会)20

24.北江優弥(東京都山岳連盟)20

25.清水裕登(愛媛県山岳・スポーツクライミング連盟)19+

26.山口龍磨(東京都山岳連盟)16+

11日は男子決勝、女子準決勝・決勝が行われる。

東京五輪で採用されるスポーツクライミングの種目は複合(コンバインド)のみ。スピード、ボルダリング、リードの総合力で争われるが、リードは最終競技となっており、最終順位に大きな影響を与える。