【テニス・全仏OP】みどころ、日本勢試合予定・結果、大会日程

4月から始まったクレーシーズンも、全仏(フレンチ)オープンでいよいよクライマックスを迎える。イタリア国際ではともにベスト8 で大会を去ることになった錦織圭大坂なおみの全仏オープン初優勝を目指す戦いがいよいよ始まった。

全仏オープンのニュース一覧

6月5日:錦織圭はラファエル・ナダルに敗れ、自身初の全仏ベスト4進出ならず

6月4日:準々決勝プレビュー、錦織圭が準々決勝で対戦する「クレーの王」ラファエル・ナダルはどんな選手?

6月3日:錦織圭は日没順延の4回戦制し、2年ぶり3度目のベスト8進出

6月2日:錦織圭の4回戦はリードした状態で日没順延...試合は3日19時以降に再開

6月1日:大坂なおみは世界47位にストレート負けを喫し、3回戦敗退

5月31日:錦織圭が2時間半に迫る激闘を制し、5年連続4回戦進出

5月31日:大坂なおみの世界ランク1位キープが確定...同2位カロリナ・プリスコバ敗退により

5月30日:大坂なおみは元世界1位アザレンカを逆転で下し3回戦進出...奈良、西岡は敗退

5月29日:錦織は逆転で世界82位ツォンガを下し、3回戦進出

5月28日:大坂なおみは窮地からの逆転勝利で1回戦突破...西岡、奈良も2回戦へ

5月27日:錦織2回戦は世界85位ツォンガと、大坂なおみがいよいよ登場...奈良くるみの初戦は日没順延

5月26日:錦織圭は世界153位をストレートで下し、1回戦突破...土居美咲は1回戦敗退

錦織圭の四大大会初制覇はなるか
錦織圭の四大大会初制覇はなるか錦織圭の四大大会初制覇はなるか

テニス全仏オープンは、1月に行われる全豪オープン、7月に行われる全英オープン、8月に行われる全米オープンと並ぶ4大大会のひとつ。

20日に予選が始まり、23日に本戦の組み分けドローが行われる。26日から本戦がスタートし、8日に女子シングルス決勝、そして9日の男子シングルス決勝でフィナーレを迎える。14日間開催(本戦のみ)となる他の4大大会と異なり、全仏オープンは15日間の開催。主要コートを含むすべてのコートに屋根がなく、天候不良により試合が順延することも珍しくない。選手にとってコンディションやメンタルの調整が難しい大会とも言える。

大会は将来的な主要コートへの屋根設置を目指し、改修を開始。今年はセンターコートとなる『フィリップ・シャトリエ』はリニューアルが行われ、装いも新たにクレーのチャンピオンを決める戦いが繰り広げられることになる。

男子シングルスのみどころ

男子シングルスは過去10年間で優勝者がわずかに4人に限られている。2009年にロジャー・フェデラー(スイス)、2015年にスタン・ワウリンカ(スイス)、2016年にノバク・ジョコビッチ(セルビア)が制したほかは、ラファエル・ナダル(スペイン)が2010年から2014年までの5連覇を含め、過去10年間で7度の優勝を果たしている。

昨年の大会で優勝したナダルは、全仏オープン優勝回数を11度とし、自身が持つ同大会の男子シングルス最多優勝記録を更新した。そんなクレーで絶対的な強さを誇るナダルは、今季のクレーでは苦しんでいたが、イタリア国際で優勝を果たし、全仏オープンを前に「赤土の王」の健在ぶりをアピールした。今大会も「誰がナダルを止めるのか?」が最大のテーマになりそうだ。

今季3年ぶりにクレーの大会に出場しているフェデラーは、2015年以来4年ぶりとなる全仏オープン参戦を果たす。マドリード・オープンとイタリア国際ではいずれも準々決勝進出を果たしているだけに、この大会でも上位進出に期待できそうだ。

イタリア国際で準々決勝敗退となった錦織は、20日発表の世界ランクで1つ順位を落とし、7位に後退した。しかし、上位シードでの出場となるため、早い段階でランキング上位選手との対戦は避けられることになる。まずは2年ぶり3度目の準々決勝進出を目指したいところ。

パリに到着した錦織は、新しくなったセンターコートで練習を行い、その感触を確かめたようだ。

錦織は1回戦で世界ランク153位のカンタン・アリス(フランス)にストレートで勝ちで勝利し、2回戦では世界ランク82位のジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)を逆転で下し、3回戦へと駒を進めた。3回戦では世界ランク32位ラスロ・ジェレ(セルビア)との2時間半に迫る激闘を制し、5年連続4回戦進出を果たした。続くブノワ・ペール(フランス、世界ランク38位)との4回戦は、日没順延となり2日掛かりの試合となるが、フルセットの末に下し、2年ぶり3度目のベスト8進出を果たした。

準々決勝では世界ランク2位のラファエル・ナダルと対戦した錦織だったが、ストレートで敗れ、自身初の全仏ベスト4進出はならなかった。

女子シングルスのみどころ

女子シングルスでは過去10年間で8選手が優勝を果たしている。昨年は長い間世界ランク1位の座にありながら、4大大会優勝経験のなかったシモナ・ハレプ(ルーマニア)が初優勝の栄冠に輝いた。また、一昨年はイェレナ・オスタペンコ(ラトビア)が女子では大会史上初となるノンシードからの優勝を果たしたが、ツアー初優勝が4大大会というダークホースによるサプライズだった。

全米オープン、全豪オープンを制した大坂なおみは、4大大会での3連勝を目指してパリに乗り込むことになる。世界ランク20位として出場した昨年は3回戦で敗退しており、自身初のベスト16進出が最低限の目標になってくるだろう。

今年のクレーシーズンで、大坂は3大会に出場。うち1大会でベスト4、残る2大会でベスト8進出を果たすという結果だった。2大会を負傷で棄権している点は不安要素だが、今大会を勝ち上がっていくだけの力は十分に持っていると言えるだろう。

注目のポイントになるのは、大坂の世界ランク1位防衛だ。5月20日発表の世界ランクで大坂は6486ポイントの1位。王座奪還を狙っていたハレプは2回戦敗退で順位を一つ落とし、3位に転落した。一方、イタリア国際を制したカロリナ・プリスコバ(チェコ)は順位を3つ上げ、2位に浮上。大坂とプリスコバのポイント差は801点となっている。両選手は昨年、ともに3回戦で敗退しているため、今大会で消失するポイントは同じ。もちろん大坂が優勝すれば文句なしの防衛となるが、プリスコバが優勝した場合でも、大坂が決勝進出を果たせば大坂はランク首位を守ることになる。

大坂もすでにパリに入っており、大会に向けて準備を進めている。22日には会場で練習を開始し、メディアの取材にも対応。「世界ランク1位をキープすることについて考えているのは間違いない。もちろんキャリアグランドスラム(4大大会をすべて制覇すること)を達成したいと思っているし、1年間のうちに達成できれば最高。それが私の目標なのは間違いない」と大会公式メディアに語っている。

大坂は1回戦で世界ランク92位のアンナ・シュミエドロバ(スロバキア)に0-6、7-6(4)、6-1で逆転勝利。2回戦でも、同44位で元世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に4-6、7-5、6-3で逆転勝利を収め、3回戦へと駒を進めた。自身初の全仏4回戦進出を目指して臨んだカテリナ・シニアコバ(チェコ、世界ランク42位)戦では4-6、2-6で敗れ、3回戦で姿を消すこととなった。

全仏オープン日本人出場選手日程・結果一覧

男子シングルス

錦織圭(世界ランク7位)

準々決勝 vs ラファエル・ナダル(スペイン、世界ランク2位)1-6、1-6、3-6 準々決勝敗退
4回戦 vs ブノワ・ペール(フランス、世界ランク38位) 6-2、(8)6-7、6-2、(8)6-7、7-5 準々決勝進出
3回戦 vs ラスロ・ジェレ(セルビア、世界ランク32位) 6-4、(6)6-7、6-3、4-6、8-6 4回戦進出
2回戦 vs ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス、世界ランク82位) 4-6、6-4、6-4、6-4 3回戦進出
1回戦 vs カンタン・アリス(フランス、世界ランク153位) 6-2、6-3、6-4 2回戦進出

西岡良仁(世界ランク71位)
2回戦 vs フアン マルティン・デルポトロ(アルゼンチン、世界ランク9位) 7-5、4-6、2-6、7-6(5)、2-6 2回戦敗退
1回戦 vs マッケンジー・マクドナルド(アメリカ、世界ランク65位) (7)6-7、6-0、4-6、6-2、6-3 2回戦進出

ダニエル太郎(世界ランク107位)
1回戦 vs ガエル・モンフィス(フランス、世界ランク16位) 0-6、4-6、1-6 1回戦敗退

伊藤竜馬(世界ランク158位)
予選1回戦 vs ヨハン・セバスチャン・タトロット(フランス、世界ランク260位) 2-6、(3)6-7 予選1回戦敗退

内山靖崇(世界ランク182位)
予選1回戦 vs ティエモ・デ・バッカ―(オランダ、世界ランク233位) 3-6、5-7 予選1回戦敗退

守屋宏紀(世界ランク186位)
予選1回戦 vs スティーブ・ダルシス(ベルギー、世界ランク244位) (4)6-7、5-7 予選1回戦敗退

添田豪(世界ランク201位)
予選3回戦 vs シモーネ・ボレリ(イタリア、世界ランク191位)1-6、(5)6-7 予選3回戦敗退
予選2回戦 vs ティエモ・デ・バッカ―(オランダ、世界ランク233位) 6-1、3-6、6-3 予選3回戦進出
予選1回戦 vs ファクンド・バーニーズ(アルゼンチン、世界ランク126位) 6-1、6-2 予選2回戦進出

綿貫陽介(世界ランク217位)
予選1回戦 vs ヨセフ・コバリク(アメリカ、世界ランク132位) 2-6、2-6 予選1回戦敗退

内田海智(世界ランク251位)
予選1回戦 vs ミルツァ・バシッチ(ボスニア、世界ランク192位) (6)6-7、3-6 予選1回戦敗退

女子シングルス

大坂なおみ(世界ランク1位)
3回戦 vs カテリナ・シニアコバ(チェコ、世界ランク42位) 4-6、2-6 3回戦敗退
2回戦 vs ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ、世界ランク44位) 4-6、7-5、6-3 3回戦進出
1回戦 vs アンナ・シェミエドロバ(スロバキア、世界ランク92位) 0-6、7-6(4)、6-1 2回戦進出

土居美咲(世界ランク110位)
1回戦 vs スローン・スティーブンス(アメリカ、世界ランク7位) 3-6、(4)6-7 1回戦敗退

日比野奈緒(世界ランク123位)
予選3回戦vs エレナ・リバキナ(カザフスタン、世界ランク135位) 5-7、5-7 予選3回戦敗退
予選2回戦 vs リシェル・ホゲンカンプ(オランダ、世界ランク178位) 6-1、6-2 予選3回戦進出
予選1回戦 vs マノン・レオナール(フランス、世界ランク594位) 6-2、7-6(6) 予選2回戦進出

清水綾乃(世界ランク226位)
予選2回戦 vs マリー・ブーズコヴァ(チェコ、世界ランク121位) 2-6、3-6 予選2回戦敗退
予選1回戦 vs 劉方舟(中国、世界ランク198位) 6-1、2-6、6-2 予選2回戦進出

奈良くるみ(世界ランク236位)
2回戦 vs セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ、世界ランク10位) 3-6、2-6 2回戦敗退
1回戦 vs ダリア・ヤクポビッチ(スロベニア、世界ランク107位) 7-5、5-7、6-3 2回戦進出
予選3回戦 vs コニー・ペリン(スイス、世界ランク142位) 7-6(2)、7-5 本戦1回戦進出
予選2回戦 vs ティメア・バシンスキー(スイス、世界ランク94位) 6-2、4-6、6-4 予選3回戦進出
予選1回戦 vs カタリーナ・カワ(ポーランド、世界ランク192位) 6-2、1-6、7-5 予選2回戦進出

会場となるローラン・ギャロスは、世界で初めて地中海横断飛行に成功した飛行士の名を冠している
会場となるローラン・ギャロスは、世界で初めて地中海横断飛行に成功した飛行士の名を冠している会場となるローラン・ギャロスは、世界で初めて地中海横断飛行に成功した飛行士の名を冠している

シングルス日程

26日(日)~ 28日(火) 男女:1回戦
29日(水)~ 30日(木) 男女:2回戦
31日(金)~ 1日(土) 男女:3回戦
2日(日)~ 3日(月) 男女:4回戦
4日(火)~ 5日(水) 男女:準々決勝
6日(木)女子:準決勝
7日(金)男子:準決勝
8日(土)女子:決勝
9日(日)男子:決勝

テレビ放送・配信予定

WOWOW 
連日生中継、オンデマンド配信。詳しい放送予定は公式HPでご確認ください。

テレビ東京
地上波独占放送。詳しい放送予定は公式HPでご確認ください。

  • ナダル vs 錦織、テニス男子シングルス3位決定戦 | リオ2016リプレイ

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  • 錦織 圭:リオ・オリンピック ハイライト

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