テニス

【テニス】全米OP第7日:ジョコビッチが失格…ボールを線審に当てる「危険行為」

文: 鈴木花 ·

現地時間9月6日、テニスの『全米オープン』公式サイトは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の失格を発表した。4回戦でパブロ・カレーニョ=ブスタ(スペイン)との対戦の際に、ボールを線審の喉元に直撃させた「危険行為」が理由。

全米OP7日目、ベスト16で世界ランク1位のジョコビッチは、同ランク27位のパブロ・カレーニョ=ブスタと対戦。本命としてここまで危なげなく勝ち進んできたジョコビッチは、カレーニョ=ブスタを相手に序盤から苦しめられる。第1セット終盤にブレークを喫し、スコアが5-6となった時点でジョコビッチが苛立ちを見せる。その際に、ボール交換のために壁に向けて強めに打ったボールが、不運にも線審の喉元に直撃してしまう。

ジョコビッチは慌てて駆け寄り、呼吸が困難になった女性線審に謝罪。医療チームの治療の合間に審判に事情を説明したが、「グランドスラム・ルールブック」の規定通り、「意図して危険なボールを打つ、あるいは他の安全を考慮せずにボールを打った」ことで失格処分となった。失格処分となったことで、今大会に獲得した世界ランキングポイント、賞金などは白紙となる。

ジョコビッチの今季の連勝も「26」で止まった。今季は、ライバルのラファエル・ナダル(スペイン)、ロジャー・フェデラー(スイス)の2選手がグランドスラム大会への出場を辞退していたことから、優勝候補の筆頭と見られていた。ジョコビッチの敗退により、6年ぶりに新チャンピオンが誕生することとなった。