2019年の全米OP女子シングルスを制したビアンカ・アンドレースク(カナダ)が、9月27日開幕する全仏オープンを含め、今季残りの公式戦を全て欠場する。アンドレースクは自身のSNSを通じて「今年、クレーコートのシーズンを全てスキップすることに決めた」と明かした。
「シーズンの残りを休んで、自分の体調維持とトレーニングに集中するつもり。この結論を出すのは本当に大変でした。でも2021年はオリンピックがあるし、とても楽しみにしています。自分のフィジカル維持に集中し、これまで以上に強くなって戻って来られるようにしたい」
2000年生まれ、20歳のアンドレースクは2017年にプロデビュー。2019年の全米オープン女子シングルス決勝ではセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ合衆国)を撃破し、初のグランドスラムタイトルを手にしていた。しかし、その後のWTAファイナルで負傷。2020年は試合に出場していない。