【トライアスロン】日本代表選考レースのWTSアブダビ大会が延期…新型コロナウイルスの影響

日本代表の選考基準が変更となる可能性も

国際トライアスロン連合(ITU)は2月29日、ITU世界トライアスロンシリーズ(WTS)アブダビ大会を含む3大会の延期を発表した。アブダビ大会は、Tokyo 2020(東京五輪)の日本代表選考レースのため、日本トライアスロン連合(JTU)は選考レースの変更も検討している。

WTSアブダビ大会が延期を発表(写真は2016年大会)
WTSアブダビ大会が延期を発表(写真は2016年大会)WTSアブダビ大会が延期を発表(写真は2016年大会)

ITUはアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビスポーツ評議会と協議した結果、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を取り巻く不確実性を考慮。3月5日から7日にアブダビのヤス島で開催される予定だった、以下の3大会を延期する決定を下した。

  • ITU世界トライアスロンシリーズ(2020/アブダビ)
  • ITUパラトライアスロンワールドカップ(2020/アブダビ)
  • ITU世界ミックスリレートライアスロンシリーズ(2020/アブダビ)

ITU、地元の組織委員会、アブダビスポーツ評議会は、3月または4月にイベントを再配置する可能性があるとしている。

この発表のあった同日、JTUはWTSアブダビ大会などが延期になったことを、公式サイトに掲載。JTUはWTSアブダビ大会をTokyo 2020(東京五輪)日本代表選考レースと位置付けており、WTSアブダビ大会が選考期間(2019年5月11日-2020年5月11日)以降となった場合、ほかの大会を選考レースにすることを検討。女子については、4月18日のWTSバミューダ大会が候補に挙がっているとしている。

■トライアスロンの日本代表選考は?

日本は開催国枠として、男女ともに個人戦2枠(最大3枠)およびミックスリレー1枠を有している。JTUは以下の3大会を、主要な代表選考大会に位置付けている。

  • ITUオリンピック クオリフィケーション イベント(2019年8月東京開催)
  • ITU世界トライアスロンシリーズ ハンブルク大会(2019年7月ドイツ開催)
  • ITU世界トライアスロンシリーズ アブダビ大会(2020年3月UAE開催→延期)

OQE東京大会の3位以内(最上位1名)が第1優先候補になるとしていたが、該当者はなし。第2優先候補は、OQE東京大会、WTSハンブルク大会、そして2020年3月開催のWTSアブダビ大会の6位以内となる。現時点で第2優先候補も該当者はなし。こうしたことから、WTSアブダビ大会は、日本代表選考において重要な位置付けとなっていた。

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)トライアスロン競技日本代表選手・選考基準設定の概況と目的(pdfファイル)

日本代表選考の状況は、WTSハンブルク大会で15位の高橋侑子(富士通)が第5優先候補(選考対象大会13位~16位)として、最も優位な状況にある。男子は第5優先候補までに該当する選手はおらず、現状では、総合的な判断で選出(第6優先候補)される。

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