現地時間の2月13日、フィリピンのマニラで行われている『アジア団体選手権2020』が、3日目を迎えた。この日は、すでに決勝ラウンド進出が決まっている日本女子チームが、予選リーグ・グループWでマレーシアと対戦し、3-2で勝利を挙げた。
コロナウイルスの影響を受けて、中国、香港およびインドの女子チームの欠場が決定。これにより、日本の男子および女子チームともに、2チームしかいないグループに割り当てられた。各グループ上位2チームが、ベスト8から始まる決勝トーナメント「ノックアウトステージ」へ進出するため、自動的に決勝トーナメント出場が決まっている。
初戦のシングルスで登場した山口茜は、ソニア・チアと対戦。1-2(16-21,21-13,18-21)で敗れ、日本はいきなり初戦を落とした。2戦目のダブルスで福島由紀/廣田彩花ペアが、3戦目のシングルスで髙橋沙也加が、それぞれ2-0のストレートで勝利。連勝で逆転に成功した。
勝てば日本の勝利が決まる4戦目のダブルスで、志田千陽/松山奈未ペアが2-1(21-15,18-21,21-16)でタン・コン・リー/ムラリタランペアを破った。これにより日本の勝利が決定した。第5戦目のシングルスでは、大堀彩がキソナ・サルバドライに0-2(14-21,13-21)で敗れ、最終結果は3-2で日本の勝利となった。
大会連覇を狙う日本女子チームは、準々決勝でインドネシアと対戦する。男子の準々決勝の対戦相手はチャイニーズ・タイペイ(台湾)で、ともに2月14日に行われる。
日本 3-2 マレーシア
- 山口茜× 1-2(16-21,21-13,18-21) 〇ソニア・チア
- 福島由紀/廣田彩花〇 2-0(21-11,21-15) ×チョウ・メイ・クアン/リー・メイヤン
- 髙橋沙也加〇 2-0(21-18,21-12) ×ゴー・ジン・ウェイ
- 志田千陽/松山奈未〇 2-1(21-15,18-21,21-16) ×タン・コン・リー/ムラリタラン
- 大堀彩× 0-2(14-21,13-21) 〇キソナ・サルバドライ
男子グループリーグ
グループA
- インドネシア
- 韓国
グループB
- インド
- マレーシア
- カザフスタン
グループC
- チャイニーズ・タイペイ
- シンガポール
- フィリピン
グループD
- 日本
- タイ
女子グループリーグ
グループW
- 日本
- マレーシア
グループX
- 韓国
- カザフスタン
グループY
- タイ
- インドネシア
- フィリピン
グループZ
- チャイニーズ・タイペイ
- シンガポール
日本チーム選手一覧
男子
- 西本拳太(トナミ運輸)
- 常山幹太(トナミ運輸)
- 保木卓朗(トナミ運輸)
- 小林優吾(トナミ運輸)
- 渡邉航貴(日本ユニシス)
- 遠藤大由(トナミ運輸)
- 奈良岡功大 (県立浪岡高)
- 古賀輝(NTT東日本)
- 齋藤太一(NTT東日本)
女子
- 大堀彩(トナミ運輸)
- 髙橋沙也加(日本ユニシス)
- 山口茜(再春館製薬所)
- 志田千陽(再春館製薬所)
- 松山奈未(再春館製薬所)
- 永原和可那(北都銀行)
- 松本麻佑(北都銀行)
- 福島由紀(アメリカンベイプ)
- 廣田彩花(アメリカンベイプ)
- 郡司莉子(八代白百合学園高)