フィリピンのマニラで行われている『アジア団体選手権2020』は、現地時間の2月15日に5日目を迎えた。男女ともに決勝トーナメント「ノックアウトラウンド」のベスト4が決まり、佳境に入った。この日は、男女ともにマレーシアと対戦し、明暗が別れた。日本女子チームは、3-0のストレート勝ちで2年連続の決勝進出を果たした。日本男子チームは、0-3で敗れた。
女子は、1人目の山口茜(再春館製薬所)がソニア・チアと対戦。世界ランク3位の山口茜は、同ランク31位を相手に2-0(21-17、21-18)の快勝で弾みをつける。
続くダブルスでも、世界3位の“フクヒロ”こと福島由紀/廣田彩花(アメリカンベイプ)が、同15位のリー・メンイェン擁するペアと対戦し、同じく2-0(21-11、21-4)の完勝で決勝に王手をかけた。
最後は、3人目の髙橋沙也加(日本ユニシス)も2-0(21-13、21-13)ストレート勝ちで勝利。2年連続決勝進出を決めた。翌16日の決勝では、韓国チームと対戦する。
男子は、2016年以来の決勝進出を狙ったものの、届かなかった。1人目の西本拳太(トナミ運輸)が、1-2(11-21、21-8、11-21)で敗れると、“ホキコバ” 保木卓朗 /小林優吾 (トナミ運輸)ペアも、0-2(18-21、15-21)で敗れる。“ホキコバ”ペアは、白星なしで今大会を終えた。3人目の西本拳太(トナミ運輸)も1-2(19-21、21-3、12-21)で敗れ、準決勝敗退が決まった。
日本チーム選手一覧
男子
- 西本拳太(トナミ運輸)
- 常山幹太(トナミ運輸)
- 保木卓朗(トナミ運輸)
- 小林優吾(トナミ運輸)
- 渡邉航貴(日本ユニシス)
- 遠藤大由(トナミ運輸)
- 奈良岡功大 (県立浪岡高)
- 古賀輝(NTT東日本)
- 齋藤太一(NTT東日本)
女子
- 大堀彩(トナミ運輸)
- 髙橋沙也加(日本ユニシス)
- 山口茜(再春館製薬所)
- 志田千陽(再春館製薬所)
- 松山奈未(再春館製薬所)
- 永原和可那(北都銀行)
- 松本麻佑(北都銀行)
- 福島由紀(アメリカンベイプ)
- 廣田彩花(アメリカンベイプ)
- 郡司莉子(八代白百合学園高)