クウェートで開催中のAHF(アジアハンドボール連盟)第19回男子アジア選手権は1月23日、6日目を迎えた。彗星ジャパン(男子ハンドボール日本代表)はメインラウンド最終戦で、UAE代表と対戦。31-19で勝利を収め、同ラウンド全勝で準決勝に進出。2021年世界選手権の出場権を獲得した。
日本は、大会3連覇中のカタール代表に敗れ、予選ラウンドを2位で通過した。メインラウンドでは20日の初戦でサウジアラビア代表に、21日の第2戦でバーレーン代表にそれぞれ勝利。2連勝で最終戦のUAE戦を迎えた。
試合は、準決勝進出には勝利が必要なUAEが先制。その後両者が得点するが、日本が6連続得点などで主導権を握り、前半を18-13で折り返す。後半は日本がさらに点差を広げ、31-19で勝利し、メインラウンド全勝で準決勝進出を決めた。また、ベスト4入りしたことで今大会の上位4か国に与えられる、2021年世界選手権出場権も手にした。
日本は25日、大会最多9回の優勝を誇る韓国代表と準決勝で対戦する。
アジア選手権準決勝・日本vs韓国:1月25日(土)18:00(日本時間24:00)試合開始
メインラウンド・グループ1順位表
- 日本:3勝0敗、勝ち点6、得失点差22
- バーレーン:2勝1敗、勝ち点4、得失点差10
- UAE:1勝2敗、勝ち点2、得失点差-20
- サウジアラビア:0勝3敗、勝ち点0、得失点差-12
メインラウンド・グループ2順位表
- カタール:3勝0敗、勝ち点6、得失点差19
- 韓国:1勝1分1敗、勝ち点3、得失点差0
- イラン:1勝1分1敗、勝ち点3、得失点差-2
- クウェート:0勝3敗、勝ち点0、得失点差-17
メインラウンドは予選ラウンド突破8チームを4チームずつ2グループに分けて実施。上位2チームが準決勝に進出するとともに、2021年1月にエジプトで開催されるIHF(国際ハンドボール連盟)世界選手権出場権を獲得する。
■UAE戦の日本代表メンバー
- 10 LW 杉岡尚樹 1得点
- 12 GK 岩下祐太
- 13 PV 笠原謙哉 1得点
- 14 CB 北詰明未 2得点
- 15 LB 部井久アダム勇樹 3得点
- 18 LB 成田幸平 3得点
- 19 RB 徳田新之介 3得点
- 20 RB 渡部仁 1得点
- 21 LW 土井レミイ杏利 3得点
- 25 RW 元木博紀 5得点
- 26 GK 久保侑生
- 27 PV 玉川裕康 1得点
- 29 PV 岡元竜生
- 31 LB 吉野樹 2得点
- 33 CB 東江雄斗 4得点
- 41 RB 徳田廉之介 2得点
※左の数字は背番号、得点はUAE戦でのもの
日本ハンドボール協会(JHA)によるUAE戦試合結果報告書(pdf形式)