フィギュアGPスケートカナダ女子フリー:15歳トゥルソワの逆転優勝で紀平梨花は2位

現地時間10月26日、フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ「ISUグランプリ・スケートカナダ」(ブリティッシュコロンビア州ケロウナ)が行われ、女子フリースケーティングはアレクサンドラ・トゥルソワが世界最高得点を挙げ、逆転総合優勝、ショートプログラム(SP)で1位だった紀平梨花は総合2位となった。

紀平梨花(銀)、トゥルソワ(金)、ユ・ヨン(銅)がスケートカナダの女子トップ3に
紀平梨花(銀)、トゥルソワ(金)、ユ・ヨン(銅)がスケートカナダの女子トップ3に紀平梨花(銀)、トゥルソワ(金)、ユ・ヨン(銅)がスケートカナダの女子トップ3に

SP3位だったトゥルソワは、冒頭の4回転サルコウをミスしたものの、その後、4回転3本を含む高難度ジャンプを着氷させ、166.62点をスコア。合計241.02点という世界最高得点を更新し、逆転優勝を果たした。演技後も冒頭のミスについて「私の頭のなかでは特別なことじゃない。ただ演技を続けるだけです」とにこやかに話すなど、強心臓を印象づけた。

そのトゥルソワのあとに滑った紀平は最初のトリプルアクセルが崩れ、予定していたダブルアクセルにつなげられずステップアウト。2本目のトリプルアクセルからつなげて仕切り直すと、以降、見事なジャンプを決めてステップでも高評価を得たが、148.98点とトゥルソワの166.62点には届かず、計230.33点の2位となった。

演技後、紀平は「トゥルソワ選手の166点が出た時はすごいびっくりもしましたし、完璧な演技をしてもどうか分からないなという状況でやったことはすごい初めての感情でしたし、もっと点数が私も出るように構成を早く変えていきたいなとも思いました」と明かした。早期に構成を変えたいと付け加えるなど、アメリカ大会に続くロシア勢の優勝で本格化した“女子4回転時代”に危機感を示した。

SP10位の本田真凜はこの日も予定の回転数を下げながらもノーミスでこなし、120・06点、合計179・26点で6位に。満身創痍のなかで演技をやりきり、安堵の表情を浮かべた。

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