エペのFIE(国際フェンシング連盟)女子団体ワールドカップ(W杯)がバルセロナ(スペイン)で、エペの男子団体W杯がバンクーバー(カナダ)で、フルーレのグランプリ(GP)決勝がトリノ(イタリア)が現地時間2月9日に行われた。男子エペ団体では、日本チームが銅メダルに輝いた。
■男子団体エペW杯 2/9 バンクーバー(カナダ)
FIE世界ランキング6位の日本は、見延和靖・山田優・加納虹輝・宇山賢の4人でエントリー。エントリーは24カ国で、日本は1回戦(32強)は不戦勝となる。初戦となる2回戦ではイスラエル(同11位)に45-32で勝利。準々決勝では、同3位のロシアを相手に36-35と接戦を制する。準決勝では、同9位の韓国に35-36で敗れたものの、3位決定戦では、同1位のフランスに45-34で白星。銅メダルを獲得した。金メダルには、決勝でイタリア(同4位)を破った韓国が輝いた。
- 見延和靖(NEXUS)
- 山田 優(自衛隊体育学校)
- 加納虹輝(早稲田大学)
- 宇山 賢(三菱電機株式会社)
■女子団体エペW杯 2/9 バルセロナ(スペイン)
27カ国がエントリーした女子団体エペW杯。日本は馬場晴菜・大石栞菜・佐藤希望・吉村美穂の4人で名を連ねた。世界ランキング16位の日本は、1回戦で同17位のエジプトと対戦。41-45で敗れ、18位で大会を終えた。優勝は韓国で、2位は中国。3位がアメリカ合衆国で、4位がロシアだった。
- 佐藤希望(大垣共立銀行)
- 吉村美穂(同志社大学)
- 馬場晴菜(日本大学)
- 大石栞菜(山九株式会社)
■女子フルーレGP 2/7~9 トリノ(イタリア)
決勝トーナメント(64強)には、日本から5選手が出場。日本人選手の試合結果と最終順位は以下の通り。
決勝トーナメント1回戦
- 東 晟良 15-12 スヴェトラーナ トリパピナ(ロシア)
- 菊池小巻 15-9 シー ユエ(中国)
- 上野優佳 15-4 クラウディア ボレラ(イタリア)
- 辻すみれ 14-11 アン ザウアー(ドイツ)
- 東 莉央 12-15 アリアナ エリゴ(イタリア)
決勝トーナメント2回戦
- 上野 15-10 イレム カラメテ(トルコ)
- 東晟 12-10 アストリッド ギヤール(フランス)
- 辻 9-12 エリーザ ディ フランチェスカ(イタリア)
- 菊池 6-15 フランチェスカ パルンボ(イタリア)
決勝トーナメント3回戦
- 上野 9-8 チョン ヒスク(韓国)
- 東晟 8-15 リー キーファー(アメリカ合衆国)
準々決勝
- 上野 7-15 インナ デリグラソワ(ロシア)
最終順位
1.イザオラ ティブス(フランス)
2.リー キーファー(アメリカ合衆国)
3.インナ デリグラソワ(ロシア)
8.上野優佳(星槎国際高校川口)
12.東 晟良(日本体育大学)
19.菊池小巻(セガサミーホールディングス株式会社)
27.辻すみれ(朝日大学)
60.東 莉央(日本体育大学)
66.柳岡はるか(全日本空輸株式会社)
102.西岡詩穂(警視庁)
107.狩野愛巳(日清製粉グループ本社)
107.宮脇花綸(株式会社マイナビ)
110.狩野 央梨沙(早稲田大学)
111.森 千絢(日本大学)
114.久良知 美帆(城北信用金庫)
■男子フルーレGP 2/7~9 トリノ(イタリア)
決勝トーナメント(64強)には、日本から6選手が出場。日本人選手の試合結果と最終順位は以下の通り。
決勝トーナメント1回戦
- 敷根崇裕 15-9 ダニエーレ ガロッツォ(イタリア)
- 西藤俊哉 15-8 アレクサンドル エディリ(フランス)
- 永野雄大 12-15 ジュリアン マーティン(フランス)
- 伊藤拓真 11-15 エロワン ル ペシュー(フランス)
- 松山恭助 11-15 ベンヤミン クライブリンク(ドイツ)
- 中村太郎 8-15 マイルス チェムリー=ワトソン(アメリカ合衆国)
決勝トーナメント2回戦
- 敷根崇裕 12-15 ウォランランド ロジェ(フランス)
- 西藤俊哉 8-15 レース インボーデン(アメリカ合衆国)
最終順位
1.ゲレク マインハート(アメリカ合衆国)
2.アレクサンダー マッシャラス(アメリカ合衆国)
3.レース インボーデン(アメリカ合衆国)
27.西藤俊哉(長野クラブ)
32.敷根崇裕(法政大学)
36.松山恭助(JTB)
38.中村太郎(法政大学)
52.永野雄大(中央大学)
55.伊藤拓真(日本大学)
72.飯村一輝(京都府・龍谷大学付属平安高校)
90.藤野大樹(DENSO岩手)
101.安部慶輝(秋田緑ヶ丘病院)
108.三宅 諒(フェンシングステージ)
134.野口凌平(NEXUS)
135.鈴村健太(法政大学)