プレミア12・侍ジャパンがオーストラリアに逆転勝利。同点呼んだ周東に豪監督「スピード素晴らしい」

11月11日(月)、野球の国際大会「プレミア12」のスーパーラウンドが開幕し、日本代表はZOZOマリンスタジアムでオーストラリア代表と激突した。

この日の先発は山口俊。1回、2回と豪打線を三者凡退に抑えるも、3回にケネリーにタイムリーヒットを浴び1点を先制される。

4回、オーストラリアは二死から5番のホワイトフィールドがヒットで出塁し、続く6番のニルソンのタイムリーツーベースヒットでリードを2点に広げた。

その裏、日本の4番、鈴木誠也がオーストラリア先発のルジクからレフトスタンドへのソロホームランを放ち、1点を返す。

ここから日本はチャンスを作りながらもなかなか得点できない苦しい展開に。そんな中、”代走のスペシャリスト”周東佑京が流れを変える。周東は7回にヒットで出塁した吉田正尚への代走で出場すると、二盗、三盗を連続で成功させ、足で二死三塁のチャンスを作る。そして、源田壮亮が落ち着いてセーフティースクイズを決め、日本は同点に追いついた。

自身の足で流れを変えたプレーについて周東は「あそこは絶対に1点取らなきゃいけない場面。しっかり自分の仕事ができてよかった」と振り返った。

これで流れをものにした日本は8回に近藤健介の二塁打から3者連続で四球を選び、押し出しで勝ち越しに成功。この1点を守護神・山崎康晃が守りきり、日本はオーストラリアに3対2で勝利した。

試合後、侍ジャパンの稲葉篤紀監督は「なかなか点を取ることできない場面で、まず同点に追いつこうということで周東に準備をさせた」と起用の意図を明かした。

オーストラリアのニルソン監督は「周東のスピードは素晴らしい。彼のスピードはこの大会でも群を抜いている。そのスピードが我々の守備にプレッシャーを与えた」と周東の足に賛辞を送った。

慣れない投手との対戦が続く国際大会では、1点の差が物を言うことが少なくない。そんな状況で重宝されるのが、周東のように足で流れを変えられる代走のスペシャリストの存在だ。

周東は自身の役割について「今日みたいな仕事ができるのが一番だと思いますし、そのために(代表に)呼ばれている」と真剣な表情で語っていた。

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