プロ野球は9月2日、セントラル・リーグ3試合、パシフィック・リーグ3試合の合計6試合が行われた。セントラル・リーグでは広島東洋カープが3本塁打を含む14安打9得点で勝利。パシフィック・リーグでは、埼玉西武ライオンズの内海哲也が移籍後初勝利をあげた。ここでは2日の試合を振り返る。
読売ジャイアンツは2回、丸佳浩の14号ソロで先制すると、吉川尚輝のタイムリーなどで2点を追加した。このリードを、先発のサンチェスが6回2安打1失点の好投で守り、横浜DeNAベイスターズに連勝。
広島東洋カープは會澤翼の5号グランドスラムなど3本塁打を放ち、14安打9得点で中日ドラゴンズに打ち勝った。先発・野村祐輔は6回途中5失点も、大量リードに守られ4勝目をマークした。
東京ヤクルトスワローズは同点で迎えた延長10回、山田哲人の決勝犠飛で勝ち越しに成功。4番手の石山泰稚が今季3勝目を手にした。阪神タイガースは連勝が3でストップ。
東北楽天ゴールデンイーグルスは3点ビハインドの9回に一挙5得点し、大逆転勝利を収めた。岡島豪郎の3点タイムリーで同点とすると、田中和基、銀次のタイムリーで試合を決めた。北海道日本ハムファイターズは秋吉亮が誤算だった。
埼玉西武ライオンズは、千葉ロッテマリーンズに快勝し、4連勝。先発の内海哲也が5回無失点の好投を見せると、6回にチームが先制点を挙げた。内海は2018年以来、西武移籍後初勝利を手にした。
オリックス・バファローズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦は、延長10回、3対3で引き分けとなった。7回にソフトバンクがグラシアルの3号2ランで勝ち越すも、9回に安達了一のタイムリーで追いつき、オリックスが引き分けに持ち込んだ。
9月2日の試合結果
巨人 3-1 DeNA
中日 5-9 広島
阪神 2-3 ヤクルト
日本ハム 3-5 楽天
ロッテ 2-4 西武
オリックス 3-3 ソフトバンク
画像は時事