ボラサポがTokyo2020都市ボランティア活動時の新型コロナウイルス等感染症予防対策に関する提言を発表

文: オリンピックチャンネル編集部 ·

日本財団ボランティアサポートセンター(ボラサポ)は10月22日、Tokyo2020(東京五輪)での都市ボランティア活動時における、新型コロナウイルス等の感染症予防対策に関する提言を発表した。都市ボランティア感染症予防対策研究会での議論を踏まえ、7つの提言がまとめられている。

今回発表された提言は以下の通り。

■都市ボランティア感染症予防対策研究会からの7つの提言

1.ボランティアと自治体の定期的なコミュニケーションの実施

<具体的な取り組み例>

コロナ禍における活動不安を低減させるために、オンライン交流の場・情報の提供、オンライン相談等を実施する。

2.基本的な感染症予防対策の徹底及びボランティアや来場者の多様性に配慮した対策の実施

<具体的な取り組み例>

聴覚障がい者へのフェイスシールド対応、車いす使用者へのアルコール消毒液の設置場所・高さへの配慮、マスクやアルコール消毒が苦手な方への配慮等、多様性に考慮した対策を実施する。また、多言語に対応した案内等に努める。

3.休憩時間等の感染リスクが高まる場面におけるマネジメントの徹底

<具体的な取り組み例>

休憩場所の換気や、飲食などマスクを外す際の感染リスクを考慮した休憩の場の構築、休憩時間等のマネジメントを実施する。

4.感染症予防対策と気運醸成の両立

<具体的な取り組み例>

感染症予防対策を積極的に推進し、気運を醸成させ一体感を出すために、関係機関等と連携し、オリジナルグッズ等の開発を検討する。

5.ボランティアの健康増進対策

<具体的な取り組み例>

ボランティア自ら食事や運動、睡眠など日常の健康づくりを実践するよう促す。

6.安心してボランティアに参加できるための保証

<具体的な取り組み例>

ボランティア保険での保障内容の確認等、特にコロナ感染の場合を想定し、安心して活動いただくための保障の構築及びアフターフォローを行う。

7.ボランティアメンバー間でお互いを守り合う気持ちの醸成

<具体的な取り組み例>

感染症予防対策に関する研修会等の実施により情報提供を行うことで、ボランティアが主体的に感染症予防対策を取れるようにするとともに、お互いを思いやる雰囲気を醸成する。

ボラサポはこの提言をもとに、開催自治体など関係各方面との連携を今後も深めていく。またこれらの感染症対策は、自治体が関連する他のイベント等にも応用可能で、東京オリンピック・パラリンピック後も、ボランティアが安心安全に活動できるためのマネジメント施策として活用されることを期待するとしている。

Tokyo2020 都市ボランティア活動時の感染症予防対策に関する提言(ボラサポ公式サイト)