【ラグビーW杯】カナダvsナミビアは台風で中止も、カナダ代表は釜石でボランティア活動

試合が行われる予定だった釜石市の釜石鵜住居復興スタジアム
試合が行われる予定だった釜石市の釜石鵜住居復興スタジアム試合が行われる予定だった釜石市の釜石鵜住居復興スタジアム

13日に岩手県釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムで予定されていた、ラグビー・ワールドカップのカナダvsナミビアは、台風19号の影響で中止となった。

プールBはニュージーランドと南アフリカがすでに勝ち上がりを決めており、4位ナミビア、5位カナダともにここまで3連敗。両チームのプールB最終戦は中止となり戦わずして引き分けという結末に。

だが試合が行われなかったこの日、カナダ代表は台風一過の釜石市内で、ボランティア活動を行っていたことが明らかになった。カナダ代表の選手は堆積した土砂の除去、運搬の作業に汗を流した。

ラグビーワールドカップの公式SNSではその様子を紹介し「カナダ代表の誠意と思いやり溢れる行動に心から感謝します」と発信。このツイートに対して国内外問わず、世界中のラグビーファンからは感謝と称賛の言葉が相次いだ。中には“改めてカナダ代表とナミビア代表を招待し、釜石で試合ができませんか”という声も。

一方、対戦国のナミビアも滞在先の宮古市でファンとの交流会を実施。ナミビア側は“台風の被害を受けた市民を元気づけたい”として宮古市に打診し、このイベントが実現したという。

岩手県釜石市は2011年3月11日、東日本大震災後の大津波で甚大な被害を受けた地域であり、今回のラグビーワールドカップにおける釜石鵜住居復興スタジアムでの開催は“震災復興の象徴”という意味合いもあった。

ラグビーワールドカップ2019年大会で釜石開催予定だったのは、フィジーvsウルグアイ(9月25日、27-30でウルグアイが勝利)とカナダvsナミビアの2試合のみ。台風でカナダvsナミビアが中止となったこともあり、結果的に開催された試合は1試合のみとなってしまった。カナダ、ナミビアの両代表は釜石で試合をすることはかなわなかったが、3.11の被災地に勇気を与えたという点では、少なからず実りのある試合中止となったのかもしれない。

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