レスリング

【レスリング】東京五輪の欧州予選と世界予選が延期…新型コロナウイルスの影響

アジア予選はすでに延期を決定。日本代表選考を整理

文: 渡辺文重 ·

世界レスリング連盟(UWW)は3月11日、ハンガリー・ブダペストで19日から22日にかけて開催を予定していたTokyo 2020(東京五輪)ヨーロッパ予選の延期を決定。あわせて4月30日から5月3日にブルガリア・ソフィアで開催される世界最終予選も延期されることを発表した。

レスリング東京五輪予選は大幅な日程の見直しを余儀なくされている

UWWのネナド・ラロビッチ会長は「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に関して、各国政府の対応を注意深く見守り、レスラー、コーチ、ファンに最新情報の提供を続けます。我慢強く警戒する必要があります。アスリートの健康と幸福は絶対的な優先事項です」とコメントしている。

■東京五輪の日本代表選考にも影響

日本レスリング協会は、オリンピック出場枠を獲得していない階級について、2019年12月に開催された天皇杯・全日本選手権で優勝した選手をアジア予選、世界最終予選に派遣。出場枠確保を目指す方針を示している。アジア予選は当初、3月27日から29日にかけて中国・西安で開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響から、同期間にキルギス・ビシュケクで開催することが決定。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大は止まらず、キルギス政府は開催を返上していた。

アジア予選で出場枠を獲得できなかった階級に関しては、世界最終予選に出場。出場枠の獲得を目指すことになるが、その世界最終予選も今回延期が発表された。

■東京五輪アジア予選出場の日本代表

男子グレコローマン67キロ級 高橋昭五(警視庁)

男子グレコローマン77キロ級 屋比久 翔平(ALSOK)

男子グレコローマン87キロ級 角 雅人(自衛隊)

男子グレコローマン97キロ級 奈良勇太(警視庁)

男子グレコローマン130キロ級 園田 新(ALSOK)

男子フリースタイル57キロ級 樋口 黎(日本体育大学助手)

男子フリースタイル86キロ級 高谷惣亮(ALSOK)

男子フリースタイル97キロ級 赤熊猶弥(自衛隊)

男子フリースタイル125キロ級 田中哲矢(自衛隊)

女子フリースタイル50キロ級 須﨑優衣(早稲田大学)

■東京五輪出場が内定している日本代表

男子グレコローマン60キロ級 文田 健一郎(ミキハウス)

男子フリースタイル65キロ級 乙黒拓斗(山梨学院大学)

男子フリースタイル74キロ級 乙黒圭祐(自衛隊)

女子フリースタイル53キロ級 向田真優(至学館大学)

女子フリースタイル57キロ級 川井 梨紗子(ジャパンビバレッジ)

女子フリースタイル62キロ級 川井 友香子(至学館大学)

女子フリースタイル68キロ級 土性沙羅(東新住建)

女子フリースタイル76キロ級 皆川博恵(クリナップ)