ロンドン五輪金メダリスト・村田諒太が再起戦でWBA世界ミドル級王座を奪還

背水の陣で2回TKOでWBA世界ミドル級王座を取り戻しただけでなく、ボクサー村田諒太としても完全復活を遂げた(写真は計量時)
背水の陣で2回TKOでWBA世界ミドル級王座を取り戻しただけでなく、ボクサー村田諒太としても完全復活を遂げた(写真は計量時)背水の陣で2回TKOでWBA世界ミドル級王座を取り戻しただけでなく、ボクサー村田諒太としても完全復活を遂げた(写真は計量時)

7月12日、五輪メダリストとして日本人初の世界王者になった村田諒太(帝拳)が、大阪・エディオン大阪アリーナで、WBA世界ミドル級王者ロブ・ブラント(アメリカ)とのリベンジマッチに挑み、2回TKO勝利で、見事王座奪還を果たした。

2018年10月20日の米ラスベガスでのタイトル戦で無名のロブ・ブラントに敗れ、引退危機にまで追い込まれた村田諒太が、少年時代を過ごした関西の地で完全復活を遂げた。

初回ゴングと同時に動いたのは、王者ブラントだった。前回対戦時同様、軽いフットワークと手数で押し、村田の動きを封じようとした。対する村田は、前回の散発的なパンチではなく、狙いすましたボディへのパンチを確実に刻み、中盤の打ち合いでリードを得る。1回終了ゴング直前の右がブラントに致命傷を与えた。

2回、明らかに動きが落ちたブラントは不要にジャブを放つも、大観衆に背中を押される村田が前に出て、猛チャージ。いつものようにガードでプレッシャーを与えるでもなく、自ら猛然と右ストレートを叩き込み、最初のダウンを奪った。

身体のバランスが保てないブラントに対し、村田は右、左と打ち込んだ。村田がレフェリーの判断を待つほどブラントがフラつくと、ついに試合が止められた。

2回TKO、自ら攻め落としに行く、これまでとは違うボクシングを見せたうえで、完全復活といえる勝利を挙げた。

楽しめましたか?お友達にシェアしよう!