トランポリン

世界トランポリン東京4日目:森ひかると堺亮介が東京五輪内定…土井畑知里は銀メダルも

文: 渡辺文重 ·

Tokyo 2020(東京五輪)の会場、有明体操競技場で開催されているFIG(国際体操連盟)世界トランポリン競技選手権は12月1日、大会最終日を迎えた。東京五輪日本代表選考を兼ねる大会で、森ひかるが女子個人で金メダルを獲得。男子個人は堺亮介が5位で、それぞれ内定を決めた。

東京五輪内定の森ひかる(写真は6月の第34回世界トランポリン競技選手権大会 日本代表最終選考会)

日本体操協会(JGA)は世界トランポリン東京2019を、Tokyo 2020(東京五輪)日本代表選考会と位置付けており、男女個人決勝で日本人最上位に入った選手(男女1枠ずつ)が内定となる。また、日本はトランポリンで開催国枠として男女1ずつを確保しているが、2019年2月から2020年4月のワールドカップ(W杯)シリーズにて、W杯ランキング日本人最上位で、出場権(2枠目)を獲得した選手にも、東京五輪出場の内定を与えるとしている。

準決勝を勝ち抜いた8選手(各国・地域最大2名まで)で争われる個人決勝。日本からは予選8位の堺(星稜クラブ)と、同9位の海野大透(静岡産業大学クラブ)が出場した。結果は、ガオ・レイ(中国)が優勝。2位にイヴァン・リトヴィノヴィッチ(ベラルーシ)、3位にドン・ドン(中国)が続いた。日本勢は堺が5位で、海野は6位。この結果、堺の日本代表内定が決まった。

女子個人決勝は、森(金沢学院大学クラブ)が金、土井畑知里(三菱電機株式会社)が銀で、日本勢がワンツーフィニッシュ。五輪代表争いは、森に軍配が上がった。男女個人決勝の結果は以下の通り。

男子個人決勝

  1. ガオ・レイ(中国)61.705
  2. イヴァン・リトヴィノヴィッチ(ベラルーシ)61.520
  3. ドン・ドン(中国)61.050
  4. アンドレイ・ユーディン(ロシア)60.465
  5. 堺 亮介(星稜クラブ)59.785
  6. 海野大透(静岡産業大学クラブ)58.930
  7. ドミトリー・ウシャコフ(ロシア)57.750
  8. アーラン・モランテ(フランス)42.935

女子個人決勝

  1. 森ひかる(金沢学院大学クラブ)55.860
  2. 土井畑知里(三菱電機株式会社)55.225
  3. ロザンナ・マクレナン(カナダ)54.820
  4. ファン・ヤンフェイ(中国)54.705
  5. レア・ラブルース(フランス)54.420
  6. ローラ・ギャラガー(イギリス)54.090
  7. サマンサ・スミス(カナダ)53.450
  8. イアナ・レベデヴァ(ロシア)6.285

世界トランポリン2019東京では、東京五輪の非採用種目も競技が行われている。女子ダブルミニ決勝では、リナ・ショベルク(スウェーデン)が金メダルを獲得。男子タンブリング決勝は、アレクサンドル・リシチン(ロシア)が制した。上位8選手で争われる決勝に、いずれも日本人は出場していない。

また団体全種目総合は、ロシアが金、アメリカ合衆国が銀、中国が銅メダルを獲得。カナダが4位、オーストラリアが5位と続いた。