陸上競技

【世界陸上ドーハ2019】男子リレーの日程・放送予定と日本代表選手を紹介|注目目選手や過去の成績は?

文: 渡辺文重 ·

カタール・ドーハで開催されているIAAF(国際陸上競技連盟)世界選手権2019。男女それぞれのリレー競技は大会8日目の現地時間10月4日から始まり、最終日まで決勝・表彰式が行われる。JAAF(日本陸上競技連盟)も、男子4×100メートルリレーと男子4×400mRに選手を派遣している。

なお混合4×400mRは9月28日に予選、29日に決勝を実施。日本代表(青山聖佳[大阪成蹊AC]、若林康太[駿河台大学]、田村朋也[住友電工]、高島咲季[相洋高校])は3分18秒77で日本記録を更新するも、16カ国中16位の成績で、決勝進出とはならなかった。

陸上競技の数少ない団体競技「リレー」は花形の1つだ

■世界陸上ドーハ2019、リレーの放送予定と日程

10月4日(金)大会8日目

26:40~ 女子4×100mR予選(TBS)※日本は出場せず

27:05~ 男子4×100mR予選(TBS)

10月5日(土)大会9日目

25:55~ 女子4×400mR予選(TBS)※日本は出場せず

26:25~ 男子4×400mR予選(TBS)

28:05~ 女子4×100mR決勝(TBS)

28:15~ 男子4×100mR決勝(TBS)

10月6日(日)大会最終日

27:15~ 女子4×400mR決勝(TBS)

27:30~ 男子4×400mR決勝(TBS)

■世界陸上ドーハ2019、日本代表のバトンをつなぐのは?

1回のレースで出走するメンバーは4名のみだが、大会期間中の負傷など、不測の事態に備えて多めに選手を派遣している。なおジャマイカやアメリカ合衆国のような強豪国では、予選と決勝で選手が入れ替わることも珍しくない。

男子4×100メートルリレー

  • 桐生祥秀(日本生命)
  • ケンブリッジ飛鳥(Nike) 
  • サニブラウン・アブデルハキーム(フロリダ大学)
  • 多田修平(住友電工)
  • 小池祐貴(住友電工)
  • 白石 黄良々(セレスポ)

注目選手は、サニブラウン・アブデルハキーム、桐生祥秀、小池祐貴の「9秒台トリオ」だ。自己ベスト9秒台の3選手は、男子100メートルで準決勝敗退。その雪辱を、リレーで期すことになる。ただし、この3人も出場が確約されているわけではない。

リオデジャネイロ五輪で日本記録37秒60を更新した時のアンカー・ケンブリッジ飛鳥や、7月に行われたロンドングランプリ(IAAFダイヤモンドリーグ)で、歴代3位となる37秒78を記録した時の第1走者・多田修平、アンカーの白石黄良々もエントリー。レース時点のベストメンバーで挑むことになる。

男子4×400メートルリレー

  • ウォルシュ・ジュリアン(富士通)
  • 飯塚翔太(ミズノ)
  • 伊東 利来也(早稲田大学)
  • 河内光起(近畿大学)
  • 佐藤 拳太郎(富士通)
  • 田村朋也(住友電工)
  • 若林康太(駿河台大学)
  • 井本佳伸(東海大学)

注目選手は、現地時間1日に行われた男子400メートル予選を突破したウォルシュ・ジュリアンだ。男子400メートルにエントリーしているのは、ウォルシュのみ。ウォルシュがチームを引っ張ることになる。そのほかのメンバーでは、5月の世界リレー横浜でウォルシュ(第1走)とともに4位入賞した時のメンバー、佐藤拳太郎(第2走)、若林康太(第4走)、リオデジャネイロ五輪4×100mRのメダリスト・飯塚翔太らに期待したい。

■日本代表リレーチーム、これまでの成績と展望

男子4×100メートルリレー(400メートルリレー走)

100メートル走の個人記録・実績だけを見れば、ジャマイカや米国に大きな差を付けられている日本だが、4×100mRは近年、目覚ましい記録を残している。オリンピックでは2008年北京五輪(塚原直貴・末続慎吾・高平慎士・朝原宣治)と、2016年リオデジャネイロ五輪(山縣亮太・飯塚翔太・桐生祥秀・ケンブリッジ飛鳥)で銀メダル。世界陸上では、前回ロンドン大会(多田修平・飯塚翔太・桐生祥秀・藤光謙司)で銅メダルを獲得している。

しかし、自国開催となった2019年5月のIAAF世界リレー2019横浜大会(多田修平・山縣亮太・小池祐貴・桐生祥秀)では、3走から4走へバトンを手で受け渡すことができず、予選で失格となった。世界陸上ドーハでは、バトンワークを入念に確認することで、初の金メダル獲得を目指す。

男子4×400メートルリレー(1600メートルリレー走)

4×100mRに比べると、やや停滞している印象は否めない。まずは1996年アトランタ五輪(苅部俊二・伊東浩司・小坂田淳・大森盛一)で出た日本記録、3分00秒76の更新が目標となる。世界リレー横浜(ウォルシュ ジュリアン・佐藤拳太郎・北谷直輝・若林康太)では、トリニダード・トバゴ、ジャマイカ、ベルギーに次ぐ4位。世界陸上ドーハでは日本記録更新とメダル獲得を目指す。