フィギュアスケート

中止になったフィギュアスケート世界選手権へ羽生結弦らがコメント「残念だが来季へ向け限界の先を目指し練習」

文: オリンピックチャンネル編集部 ·
世界フィギュアスケート選手権に出場予定だった羽生結弦 来季に向け意気込みをコメントした

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大の影響により、国際スケート連盟(ISU)は11日、「ISU世界フィギュアスケート選手権(3/18~3/21・カナダ)」の開催中止を決定した。同大会の中止を受け、出場予定だった羽生結弦や宇野昌磨が日本スケート連盟(JSF)を通じ、12日にコメントを出した。

羽生は大会中止に対し、「残念だが、選手や観客、スタッフへの感染拡大のリスクが、減ったことに安堵する気持ちもある」とコメント。また、「今回の中止を受けて、改めて新型コロナウイルスやウイルス感染について考える機会ができたと思う。より一層、注意を払って生活していかなくてはと思った」と新型コロナウイルスへの意識を強めた。最後にはファンへの感謝を述べるとともに、「来シーズンに向け、今の限界の先へと行けるよう、練習していく」と来季への意欲を語った。

宇野は、「このような形でシーズンが締めくくられてしまうことに残念な気持ちもあるが、まずは世界中の人々が安全な日常を送れる日が一刻も早く来ることを願っている」とした。「明けない夜はないと信じ、これからもアスリートの本分を全うし、自分にできることを精いっぱいやっていきたいと思う」と前を向いた。

女子シングルの樋口新葉は12日に自身のTwitter(ツイッター)を更新し、大会中止についてコメント。「今までは挑戦して失敗して悔しい思いをしてきたけれど、今回は挑戦すらできず、ひたすら虚無感でいっぱい。大変だけど、みんなで頑張っていきたい」と綴った。

また、Instagram(インスタグラム)では、「一番の目標の世界選手権がなくなり急なシーズンオフで動揺している。コロナウイルスの影響がはやく終息することを願っている」と現在の心境を述べた。来季に向けては、「今は心と体を休めて来シーズン頑張れるように計画を練る」とした。

フィギュアスケート世界選手権については、開催地のカナダ・ケベック州政府保健省が大会の中止を検討していたが、現地時間11日に国際スケート連盟(ISU)が中止を発表した。現在カナダでも新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されており、3月11日時点では109名に陽性が確認され、1名の死者が出ている。なおISUは、今後の様子を見ながら、フィギュアスケート世界選手権を10月以降に開催できるか検討するとしている。

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