五輪本番に向け入場検査のテストを実施 新型コロナ対策など確認

文: オリンピックチャンネル編集部 ·

東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は10月21日、来夏の東京五輪開催に向けた入場検査のスクリーニング実験を都内で実施した。新型コロナウイルス感染症の対策を行いつつ、スムーズに観客入場を進めることができるか検証した。

実験は五輪本番で警備を担当するJV(警備会社共同体)のスタッフや、実際の機材を投入して実施。一般の観客レーン、関係者用レーン、車いすの観客レーン(アクセシブルレーン)3つのパターンで、外国人応対、関係者の顔認証、車いすの観客の手荷物検査などについて確認した。

TOKYO2020に向けコロナ対策を含む入場検査の実証実験

2020年10月21日、TOKYO2020に向け、東京ビッグサイトで新型コロナ対策を含む入場検査(スクリーニング)実証実験が行われた。

組織委員会の岩下剛警備局長は「JVの方に上達のポイントを認識していただいた。これをJVスタッフ全体に落とし込む形を残りの時間で準備をして、大会が始まるときには最初の段階から十分な熟達をもって、観客の皆様に入場いただくことを考えています」と語った。

また、手荷物検査の迅速な実施のため、大会を訪れる観客がなるべく少ない手荷物で会場を訪れるよう、「手荷物少なくストレスフリー。大きな感動をお持ち帰りいただきますので、手荷物は最小限にお願いします」との標語で呼びかけを行うとした。

新型コロナウイルス感染症対策のため、サーモグラフを用いた体温確認などを行った

実演にあたったJVスタッフの丹野さんは「普段は座学の研修はありましたが、こうしておそろいの制服を着て、実際に訓練をするというのは初めてでした。オリンピックとパラリンピックが間近に迫っていることを強く実感する機会になり、非常に良い経験を積めました」と振り返った。