南米初のユースオリンピック、間もなく開催: 日本選手団は国際文化交流を開始

ユースオリンピック選手村にてコロンビアの選手たちと自撮りする陸上競技の日本代表たち
ユースオリンピック選手村にてコロンビアの選手たちと自撮りする陸上競技の日本代表たちユースオリンピック選手村にてコロンビアの選手たちと自撮りする陸上競技の日本代表たち

南米初となるユースオリンピックを前に、日本選手団はアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに到着し、他国の選手たちと国際文化交流を開始した。

ブエノスアイレスの郊外にあるユースオリンピック選手村
ブエノスアイレスの郊外にあるユースオリンピック選手村ブエノスアイレスの郊外にあるユースオリンピック選手村

6日に開幕する「夏季ユースオリンピック」は今回で3回目を迎え、南米での開催は初となる。この競技大会は15〜18歳が対象とされ、オリンピックと同じく夏季・冬季に分かれて4年に1回開かれる。第3回夏季大会は6日から18日までの13日間行われ、206の国と地域が参加し、陸上や水泳などの32競技がある。今回は新種目としてダンススポーツ(ブレイキン)や空手、スポーツクライミングも加わり、世界中の若者たちの関心は高まりそうだ。

スリランカの選手とメモリーカードを使って情報交換をする陸上の女子代表・金光由樹選手
スリランカの選手とメモリーカードを使って情報交換をする陸上の女子代表・金光由樹選手スリランカの選手とメモリーカードを使って情報交換をする陸上の女子代表・金光由樹選手

日本からは91名の選手たちが成田空港からアメリカを経由し、30時間以上をかけて2日に現地ブエノスアイレスに到着、時差ボケをものともせず翌日からは事前練習に加えて、早速他国の同年代の選手たちと文化交流をしている姿が見られた。

街の中心地から車で約40分ほど離れた選手村にはまるでサーカスのテントの様なものが並び、屋外にはミニフットサル場やテーブルサッカーなどもあり、世界中から集結した選手たちの交流が出来る場を提供している。中でも目を引いたのが「YOGGER(Youth Olympic Gamesをする人たち)」と呼ばれるメモリーカードで、各選手たちは自分の名前を事前に登録してそれをお互いにかざすだけで個人の情報交換が出来るというもの。情報を交換するとそれがポイントに加算されて、一定の点数が貯まるとバックなどの景品に交換出来る。そういった活動を通して日本人選手たちは言葉が通じなくとも様々な国の選手たちと積極的な文化交流を行っていた。

選手村に設置されたテントの中でゲームなどを通して反ドーピングなどについて学ぶ日本人選手たち
選手村に設置されたテントの中でゲームなどを通して反ドーピングなどについて学ぶ日本人選手たち選手村に設置されたテントの中でゲームなどを通して反ドーピングなどについて学ぶ日本人選手たち

また各テントではタブレットなどを用いて、オリンピックの理念であるスポーツを通しての心身の向上やドーピングなどの不正の禁止、そして文化・国籍など様々な差異を超えた連帯の大切さなどを学べるコーナが設置されている。

選手たちと談笑をする小谷実可子団長(右)
選手たちと談笑をする小谷実可子団長(右)選手たちと談笑をする小谷実可子団長(右)

今回の日本選手団をひきいる五輪メダリストの小谷実可子団長は言葉の壁を超えて果敢に国際交流をはかる10代の選手たちを見て、「勝負なので勝ち負けにはこだわるとは思いますけども、のびのびとしていて、こういった交流を通して将来のスポーツの発展に貢献してほしい」と笑顔で語った。

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