浅田真央 独占インタビュー:「可能性はまったくもってゼロ」

日本のスーパースター、浅田真央さんがオリンピックチャンネルの独占インタビューに答えて「浅田真央サンクスツアー」や自身の将来について語ってくれました。 インタビューの中でフィギュアスケートの五輪銀メダリストである浅田さんは、自身のカムバックについては全く考えてないと可能性を否定しました。

Q:まず何故サンクスツアーを開催されることになったのか教えてください

引退発表をしてから、毎年10年間自分が出続けていたショーが7、8月にあって、そのショーを終えたら、私は今後一生スケートを滑ることもないだろうと思っていましたし、そのアイスショーで皆さんに感謝の思いを届けられたらいいなと思っていたんですけど、終わってみて沢山の方からまだまだ私の演技が見れてないよという方だったり、まだまだ見たいよと言う方が本当に沢山いらしてくださって、私自身も自分がこれから何をしていきたいのかなとずっと考えていた時に、やっぱり自分に今出来ることはスケートを滑って22年間応援してくださった方や支えてくださった方へ感謝の滑りを届けることだと思ってそれからこの「浅田真央サンクスツアー」を始めようと思いました。

Q:現役選手の生活で一番恋しいことは何ですか?

私、引退発表をしてから選手としての生活だったり、試合が恋しいと思ったことは一度もないんです。

Q:私は浅田さんのスケートを生で見たことが何度かあり、とても楽しませていただきました。実は私のガールフレンドも浅田さんのファンです。私たち以外にも浅田さんが再びメダルを目指して滑る姿を見たい人は何万人もいると思います。いつになったら浅田さんは現役復帰をしますか?

本当に復帰は0パーセントです。

それだけ私はソチオリンピックが終わった時に自分の全てを出し尽くしたと思って一度やめたんですけれども、また自分が出来ると思って復帰してからスケート人生全てをその2シーズン、復帰してからの2シーズンに捧げてきましたし、全てを出し尽くしたので、本当に復帰はしたいと思いませんし、可能性としては0パーセントだと思います。

Q:何故このような質問をするかと言うと、例えばボクシング界ではチャンピオンが引退した後、すごいオファーを受け、「じゃあもう一度復帰してみよう」と言う例もあります。ですので、浅田さんを説得するには何が必要でしょうか?

ボクシングではどういったオファーがあるんですか?

―大抵はすごい大金のオファーをもらうそうです。

フィギュアの世界ではそういったオファーはないと思います。

Mao Asada waits for her score in the Free Skate at Sochi 2014
Mao Asada waits for her score in the Free Skate at Sochi 2014Mao Asada waits for her score in the Free Skate at Sochi 2014

Q:浅田さんはフィギィアスケートでは経験すべきことは全て経験されたと言えます。コーチとしても最適だと思います。コーチとしての浅田真央は?

そうですね、、、コーチは、、、

今の所は頭の中の片隅にはありますね。でもそれが本当に今したいことかと言われたら、今はまだ本格的なコーチとしてはしないのかなと思ってます。

Q:では何年も先には可能性としてありますか?

どうかな、、、分からないけど、まだ考えてます。

Q:若い世代のスケート選手にどのようなアドバイスがありますか?

スケートが好きと言う気持ちだけは忘れないで、スケートを続けて欲しいなと思います。

Q:フィギュアの話をしましょう。ロシアの若手選手アレクサンドラ・トゥルソワは今季プログラムに4回転ジュンプを三つ入れることに挑んでいます。評論家の中にはフィギュアはジャンプ中心になり過ぎていると言う人も多いですがそれについてどう思われますか?

いや、もう本当にジュニアのレベルって、すごい私たちのジュニアの頃よりもさらに上がっていますし、その頃には考えられないぐらいのレベルになっていることにまず私は驚いています。

フィギュアスケートはやはりあの技術面、難しいジャンプをやることも大切ですけど、それだけではなくて表現力だったりも合わさることでフィギュアスケートの魅力っていうのが増すのかって思っています。

でもフィギュアスケートも一つ、スポーツと言うこともあると思いますので、私は色んな難しいことにチャレンジすることは決して悪くないことだと思っています。それにプラス、表現力だったり、その見せるスケートができれば、それはもっともっと良くなるのではないかなと思っています。

Q:浅田さんは現役時代大変なプレッシャーを受けていたと思います、日本のプライドでもあったので。最近多くのスポーツ選手はメンタルのコーチともトレーニングしています。これについてどう思われますか?そして若いスケート選手にとってそれは役立つと思いますか?

やはりもちろんスポーツもそうですけれども、フィギィアスケートでも私実際経験してきて、やはり精神面ってすごい大切だと思いました。

すごい繊細なスポーツですし、心理的なもので自分の調子が乱れてきてしまったこともあったので。

私もこれからのスケーターの子達には心理学や、そういう専門のコーチをつけることはとてもいいことなんじゃないかと思っています。

Q:浅田さんはキャリアの中で何度かコーチを変えられました。ご自身の経験からコーチを変えることによってどういうことを得られましたか?

私は選手の中ではコーチをたくさん変えていた方だと思うんですけども、やっぱり新しいコーチに付くことで色んな新しいことを吸収できますし、また違った気持ちで練習に臨むことが出来ていたので、色んなものを吸収できたと思っています。

Q:数週間前にエフゲニー・プルシェンコをインタビューしました。その時彼は羽生結弦選手のことを男子フィギィア史上最高の選手だと言っていました。浅田さんはどう思いますか、そして羽生選手のどういったところが特別だと思いますか?

私も、もちろんそう思います。

彼は本当にすごい選手ですし、たとえ逆境であったとしても皆さんの期待をはるかに超えてしまうような結果を出し続けている選手なので、すごい選手だなと思っています。

今でもたくさんの歴史を作ってきていますし、まだまだ彼はオリンピック2連覇しても挑戦し続けて、新しい技に挑戦するとインタビューでも言っていましたので、本当にこれから先も多分私たちが思っている以上のまた歴史を作っていく選手になるんじゃないかなと私も思っています。

Q:浅田さんはTVコメンテーター、女優、DJなどとして活躍されたり、マラソンを走られたりと。色んなことに挑戦されていいますが、次に人生の中でしたいことって何ですか?

女優はやってないです!

えっとですね、、、このサンクスツアーも今までのショーとは違って、全く新しいアイスショーでこれも本当に新たな挑戦だと思っています。なので今後も私はやはり色々なことに挑戦し続けることが好きなので。

また自分がこういうのやってみたいなと思うものがあればそれに挑戦していきたいと思っています。

Q:このサンクスツアーのどういうところが挑戦であると思いますか?

普段のアイスショーでは多くて自分のソロが2曲なんですけど、このサンクスツアーでは自分の滑る曲が8曲あるんですね。

なのでその数滑ること自体がまず新たな挑戦でもありますし、また全て今まで自分が作ってきた曲をキャストのみんなと一緒に交代交代で滑っていくと言う新たなショーを作ったので、そういった全てが一から、0から私自身が考えてスタートしたアイスショーなので、この「浅田真央サンクスツアー」全て内容も含めて新たな挑戦だと思っています。

Mao Asada celebrates after completing the Honolulu Marathon 2017 
Mao Asada celebrates after completing the Honolulu Marathon 2017 Mao Asada celebrates after completing the Honolulu Marathon 2017 

Q:浅田さんがホノルルマラソンを走ったと聞いたとき、「次は何に挑戦されるんだろう?」と思いました。例えばバンジージャンプとか?

バンジージャンピングはやりました。

Q: ではスカイダイビングは?

スカイダイビングはやって見たいです。

Q:ご自分がアドレナリン中毒だと思いますか?

それはあると思います。

やっぱり緊張したり興奮したりするのってやはり試合に似てる部分があるので。

もちろんフィギィアスケートの試合に出たいとは思いませんけど、そういった挑戦だったり達成感を味わえるっていう挑戦はして行きたいと思っています。

Q:まず浅田さんが夏の競技、夏のオリンピックで競うとしたら、どの競技を選びますか?

今、ぱっと思い付いたのはテニスですね。

私テニス良く見るんですけど、最近ですけどね、やって見たいなと思っていて。

大坂なおみちゃんと錦織圭くんが勝ち進んでいるのを今ライブで見ているので、私も経験してみたいなと思いました。

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