競泳の池江璃花子が7月4日に20歳に!|白血病発表から現在までを振り返る

池江璃花子(ルネサンス)が7月4日、成人となる20歳を迎える。2019年2月12日、18歳のときに自ら白血病を告白し、10ヶ月間の長期間の療養を経て退院、コロナ禍のなかで徐々に選手としての時間を取り戻しつつある現在までを振り返る。

2020年7月2日練習を公開した池江璃花子。色紙には「強い女性になりたい」と記した/時事
2020年7月2日練習を公開した池江璃花子。色紙には「強い女性になりたい」と記した/時事2020年7月2日練習を公開した池江璃花子。色紙には「強い女性になりたい」と記した/時事

2018年の池江はアジア大会で日本人初の6冠を達成し、複数種目合算で18回日本記録を更新するなど、女子競泳のエースとしてその期待を一新に浴びる驚異的な存在だった。

だが、年が明けた2019年1月のオーストラリア合宿中、池江は身体のだるさなど体調不良を訴え、急遽帰国。2月12日、当時18歳の池江は白血病を告白し、長期療養することになった。

5月には池江が治療に専念できるように公式ホームページを開設し、直筆のメッセージを公開したほか、応援メッセージを受け付けるようになった。6月には一時退院が許されるも、この時期「とにかく一日一日を何とか乗り越えています」「もう病院には戻りたくない!と思う時もあります」と綴るなど、苦しい闘病生活の一旦が垣間見れた。

そんななか、池江は闘病生活のまま日本大学に入学。2019年7月4日には19歳の誕生日を迎え、ライバルや仲間たちが大会からエールを送られ感謝の言葉を返している。2019年12月中旬には退院を報告。10ヶ月の入院生活を終え、「2024年のパリ五輪出場とメダル獲得という目標で頑張っていきたい」と力強く宣言した。

2020年2月、池江は退院後初のTVインタビューを受けた。SNS上や公式サイトのメッセージでは気丈に振る舞っていたが、想像以上に過酷な闘病生活の辛さから「死にたいと思った」時期もあったと告白。しかし、一時退院でポジティブな気持ちを取り戻し、「ここにいることが奇跡だし、生きていることが奇跡」であり、大病を患った人々に勇気を与えたいと語った。

そして3月17日に406日ぶりにプールに入ったことを報告。世界が新型コロナウイルスの脅威にさらされるなか、献血の啓蒙や「ともに乗り越えていきましょう」とコロナ禍でのあり方へのメッセージを発信した。池江の前向きな姿勢に対し、ICOのトーマス・バッハ会長から激励のメッセージが送られた。また、SK-IIとのコラボでは、ショートヘアーを公開し、「自分の今のこの髪の毛、自分自身に誇りを持ってる」と話し、さらにポジティブな姿を披露した。

2020年6月になると、所属先ルネサンスのヘッドコーチ西崎勇氏の指導のもと本格的な競技復帰への動きを見せた。同じ所属先の持田早智とともに練習に参加し、誕生日2日前の7月2日には母校・日本大学での練習風景を公開。10月の日本学生選手権(インカレ)での競技復帰を目指すことになった。

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