車いすテニス

【車いすテニス】全米オープン・車いすの部2日目:男子の国枝、女子の上地がそれぞれ決勝進出

文: 鈴木花 ·

全米オープンの車いすの部の2日目が、現地時間の9月11日に行われた。同種目シングルスで男子世界ランク1位の国枝慎吾、女子世界ランク2位の上地結衣が、それぞれ決勝進出を果たした。

今大会は、世界のトップ8人が頂点を競う少数精鋭の大会。開催前は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大対策のために中止も予定されていた。だが、選手や国際パラリンピック委員会(IPC)関係者からも批判が相次ぎ、協議を経て開催が決定された。

男子シングルス準決勝で、国枝はベルギーのヨアキム・ジェラールと対戦。世界ランク4位を相手に、第1セットを先取されるものの、2-1(4-6、6-1、6-3)の逆転勝ちで決勝進出を果たした。2015年以来、7度目の全米オープン制覇に王手をかけた。決勝では、英国の世界ランク3位、アルフィー・ヒュウェットと対戦する。

また、国枝はアルゼンチンのグスタボ・フェルナンデスと組み、今大会の男子ダブルスにも参加している。この日は、翌日シングルス決勝で戦うヒュウェットらの英国ペアと準決勝を戦った。世界ランク1位のペアを相手に、0-2(3-6、3-6)のストレート負けを喫した。

女子シングルスの上地結衣は、コロンビアのアンジェリカ・ベルナルと準決勝を戦った。世界ランク10位のベルナルを寄せつけず、2-0(6-2、6-1)で快勝した。決勝は、世界ランクで首位を走るオランダのディーダ・デ・グロートと対戦する。

また、上地は同日女子ダブルスの準決勝も戦い、決勝進出を決めた。英国のジョーダン・ワイリーと組んだ上地は、コロンビアのアンジェリカ・ベルナルと米国のダーナ・マシューソン組と対戦。2-0(6-2、6-1)のストレート勝ちで決勝に駒を進めた。決勝では、この日大谷桃子のペアを破ったデ・グロートらオランダのペアと対戦する。