現地時間の2月28日、エジプトのカイロで行われている近代五種競技の2020年度ワールドカップ第1戦(全5戦)が3日目を迎え、女子決勝が行われた。日本勢では、島津玲奈が総合1312点で10位、高宮なつ美(旧姓:朝長)が総合1219点の28位で大会を終えた。
近代五種競技(モダン・ペンタスロン)は、フェンシング、水泳、馬術、レーザーラン(レーザーピストルでの射撃、ランニング)の4種目を行い、総合得点で順位を競い合う競技。
島津は、フェンシングで18位、水泳で7位、馬術で1位、レーザーランで26位の総合10位。馬術での好成績が上位進出につながった。Tokyo2020(東京五輪)出場内定の高宮なつ美(旧姓:朝長)は、フェンシングで9位、水泳で8位、馬術で25位、レーザーラン30位と、得点が安定しなかった。
優勝は、総合1361点の英国のジョアンナ・ミューア。フェンシングで8位、水泳で9位、馬術17位、レーザーランで4位と、バランス良く得点を重ね、金メダルにつながった。2位、3位にはロシア勢が続いた。
翌2月29日には、男子決勝が行われ、3月1日は混合リレーが行われる。