野球

【野球】阪神と球場、甲子園の土キーホルダーを贈呈:対象は3年生の高校球児

文: 渡辺文重 ·

阪神甲子園球場と阪神タイガースは6月8日、日本高等学校野球連盟に加盟する野球部の3年生全部員を対象に、「甲子園の土」キーホルダーを贈呈すると発表した。今回の企画は、阪神の矢野燿大監督を始め、コーチや選手からの「高校球児のために」という声から実現した企画だと説明している。

甲子園球場と阪神タイガースが高校球児に粋な計らい/時事

2020年の高校野球は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、3月開催の第92回選抜高等学校野球大会(春の甲子園)、8月開催第102回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)ともに中止が決定。こうした状況に、矢野監督らの「高校球児のために何かできることはないか」という声から、「甲子園の土」キーホルダーの贈呈が決まった。

矢野監督は、次のようにコメントしている。

「阪神球団、甲子園球場、そして我々チーム一同からこの『甲子園の土』キーホルダーをお贈りすることになりました。最後の夏に、甲子園出場に挑戦する機会さえなくなってしまった全国の高校3年生のみなさんに、現状を受け入れられないであろう方々もいる中で、何か少しでも前を向いてもらえることができないかと考え、選手、裏方みんなでエールの想いを込めて土を集め、お贈りします」

贈呈対象者は、日本高等学校野球連盟に加盟する野球部の3年生全部員。「102」と記された容器に入れられる「甲子園の土」は、矢野監督、コーチ、選手や、阪神甲子園球場、阪神園芸、阪神タイガースの職員などが直接グラウンドから集めるとしている。キーホルダーは生産中で、8月下旬から対象の学校に配送される予定だ。