【野球】MLBの開催概要が正式発表:レギュラーシーズンは同地区内で60試合

北米プロ野球・MLB(メジャーリーグベースボール)機構は現地時間6月29日、2020シーズンの開催概要を正式に発表した。開幕は7月23日か24日。レギュラーシーズンは各チーム60試合となる。シーズン前のキャンプは3日より本格再開されるほか、新ルールに関する説明も行われた。

MLBも7月から開幕に向けて準備が本格化する
MLBも7月から開幕に向けて準備が本格化するMLBも7月から開幕に向けて準備が本格化する

■ルールの変更

アメリカンリーグのみで採用されていた指名打者(DH)制が、ナショナルリーグでも導入される。ナ・リーグのDH制導入は史上初。ダルビッシュ有が所属するシカゴ・カブス、秋山翔吾が所属のシンシナティ・レッズが、ナ・リーグとなっている。延長戦は、各イニングとも「無死2塁」の状態からスタートする。

2020シーズンより導入予定だった「ワンポイント禁止」(投手は、最低3人の打者と対戦しなければならない)は、採用される。一方“二刀流”に関する新ルール、「例外を除き、野手の登板は延長戦あるいは6点以上の大差の場合のみに限定する」は、採用されない。また、不必要な接触を避けるため、乱闘は禁止。持ち場を離れて審判に抗議する行為も「直ちに退場」となる。

そのほか、健康面と安全面への対応として、ヒマワリの種などを吐き出す行為は球団の施設内で完全に禁止。ただし、ガムをかむ行為は許可される。さらにダグアウト(ベンチ)やブルペン(投手の投球練習場)では、広いスペースを確保することが義務付けられ、試合中・練習中に関わらず、最大限のソーシャル・ディスタンシングの実施が推奨される。試合開始前のオーダー表交換は行われず、MLB機構が提供するモバイル端末にオーダー情報を入力することになった。

■シーズン前のキャンプについて

全ての選手・スタッフは7月1日に、キャンプ地に集合。医療検査を受けることになる。キャンプの本格スタートは7月3日からとなるが、対外試合は3試合まで許可される。(紅白戦の制限はなし)

■レギュラーシーズンの日程

2020年のレギュラーシーズンは、同地区内での対戦のみとなる。田中将大が所属するニューヨーク・ヤンキース(ア・リーグ東地区)の場合、同じア・リーグ東地区の4球団と合計40試合を実施。ア・リーグ東地区には、山口俊のトロント・ブルージェイズ、筒香嘉智のタンパベイ・レイズが属している。残りの20試合は、ナ・リーグ東地区の5球団と行う。

一方、ヤンキースと同じア・リーグながら、西地区のロサンゼルス・エンゼルス(大谷翔平所属)、シアトル・マリナーズ(菊池雄星、平野佳寿所属)、中地区のミネソタ・ツインズ(前田健太所属)とは、レギュラーシーズンで対戦することはない。

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