2020年1月1日に第99回天皇杯決勝・ヴィッセル神戸対鹿島アントラーズが開催される。決勝の舞台はTokyo2020(東京五輪)メイン会場の国立競技場。天皇杯決勝は、初のスポーツ公式戦となる。ここでは天皇杯決勝の放送予定と注目選手について紹介する。
第99回天皇杯決勝・ヴィッセル神戸vs鹿島アントラーズ:日程&放送予定
■日程
- 2020年1月1日(水・祝)14:35キックオフ:国立競技場(東京都)
■放送予定
解説
- 山本昌邦
- 福西崇史
副音声解説
- 森岡隆三
副音声ゲスト
- 北島康介
ハーフタイムゲスト
- 日本代表監督・森保一
決勝進出チーム
ヴィッセル神戸(トルステン・フィンク監督):2019年シーズン明治安田生命J1リーグ・8位
本拠地は兵庫県神戸市。元スペイン代表で、2010年南アフリカワールドカップ優勝メンバーのアンドレス・イニエスタやダビド・ビジャなどを擁し、初の主要タイトル獲得を狙う。引退を表明しているビジャを初優勝で送り出すことができるか。
鹿島アントラーズ(大岩剛監督):2019年シーズン明治安田生命J1リーグ・3位
茨城県鹿嶋市にホームスタジアムを構える。リーグ、リーグ杯、天皇杯の国内3大タイトルにアジア制覇を含めて、国内チーム最多の20個のタイトルを誇る(2位はガンバ大阪の9個)。今シーズンのJ1では終盤まで優勝争いを繰り広げながら3位に終わった。天皇杯は2016シーズン(96回大会)以来6度目の優勝を目指す。
注目選手
ヴィッセル神戸
No.7:FW・ダビド・ビジャ(1981年12月3日生まれ)
元スペイン代表で2010年FIFAワールドカップ南アフリカ優勝メンバーの一人。世界屈指のストライカーで、スペイン代表歴代最多となる通算59得点を挙げている。今シーズンいっぱいでの引退を発表しており、天皇杯決勝が現役ラストマッチとなる。チーム初の主要タイトルを置き土産とできるか。
No.8:MF・アンドレス・イニエスタ(1984年5月11日生まれ)
試合の流れを読む能力に長け、中盤から試合をコントロールする。元スペイン代表で、スペインの名門・バルセロナではキャプテンも務めた世界最高峰の司令塔。2010年南アフリカW杯決勝・オランダ戦で、決勝ゴールをマークした。天皇杯準決勝・清水戦では、先制ゴールを挙げチームの決勝進出に貢献した。
鹿島アントラーズ
No.20:MF・三竿健斗(1996年4月16日生まれ)
日本代表として国際Aマッチ出場経験を持つ大型ボランチ。ピンチの芽を摘み取る守備を得意とし、1試合平均タックル数(3.4)はリーグ3位を誇る。今シーズンのJ1は怪我などにより20試合の先発出場にとどまったが、天皇杯では守備だけでなく攻撃の起点としても、チームを優勝へ導く活躍が期待される。
No.8:MF・土居聖真(1992年5月21日生まれ)
鹿島アントラーズユース出身の生え抜き選手のアタッカー。今シーズンのJ1では32試合に出場し、5ゴール7アシストをマーク。チームの中心選手として活躍し、2019シーズンJリーグ優秀選手賞に選出された。リクルートライフスタイルとJリーグが主催する、「Jマジ!」の「企画イケメンJリーガー選手権」の第4回(2017年)で優勝した。
天皇杯とは
プロ・アマチュアを問わず、全ての第1種加盟チーム(一般、大学生)が参加可能な大会で、日本プロサッカーリーグ(J1, J2, J3)、YBCルヴァンカップ(旧:ヤマザキナビスコカップ)と並ぶ、日本サッカーの国内3大タイトルの一つ。初開催は1921年で、99回目を迎える今大会の決勝は、6年ぶりにサッカーの聖地・国立競技場での開催となる。