北米プロ野球MLB(メジャーリーグベースボール)は現地時間8月12日(日本時間8月13日)、14試合が開催された。前田健太(ツインズ)と田中将大(ヤンキース)が先発登板し、前田が今季3勝目。筒香嘉智(レイズ)は開幕戦以来となる2号ホームランを放った。日本人選手出場試合を振り返る。
ミネソタ・ツインズの前田健太は、ミルウォーキー・ブリュワーズ戦で今季4度目の先発マウンドに上がった。前田は5回まで無失点ピッチング。6回に2点を失ったが、6回2/3を投げ5被安打5奪三振2失点で今シーズン3勝目、メジャー通算50勝とした。チームは12-2で快勝している。
前田は試合後、自身のSNSを更新。3勝目とMLB通算50勝目を報告した。監督からウイニングボールを受け取ったことも明かし、「チームメイト、スタッフに感謝し、もっとたくさん勝てるように頑張ります!!」と今後に向け抱負を綴った。
アトランタ・ブレーブス戦に先発した田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)は、4回2失点で降板し勝敗はつかなかった。2回にヨハン・カマルゴにツーランホームランを浴びたが、失点はその2点に抑えた。田中は開幕前のキャンプで頭部に打球を受けたことで調整が遅れたため、球数制限を設けた中での実戦。この日は66球を投げ、今季初勝利とはならなかった。
トロント・ブルージェイズの山口俊は7点ビハインドの5回途中からリリーフ登板。7回終了まで投げ切り、2回1/3を一人のランナーも許さないパーフェクトに抑えた。延長10回に元阪神のラファエル・ドリスが失点し、チームは11-14でマイアミ・マーリンズに敗れた。
打者陣では、6番・レフトで先発出場したタンパベイ・レイズの筒香嘉智が3回の第2打席に、今シーズン第2号となるツーランホームランを放った。筒香は4打数1安打2打点。チームはレッドソックスに9-5で勝利した。
シンシナティ・レッズの秋山翔吾はカンザスシティ・ロイヤルズ戦に先発フル出場。3打数1安打だった。大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)は5番・指名打者でフル出場したが、3打数ノーヒットに終わった。
アメリカンリーグ結果(8月12日)
- タイガース 5-7 ホワイトソックス
- レッドソックス 5-9 レイズ
- レンジャーズ 7-4 マリナーズ
- エンゼルス 4-8 アスレチックス
ナショナルリーグ結果(8月12日)
- メッツ 11-6 ナショナルズ
- ロッキーズ 7-13 ダイヤモンドバックス
- ドジャース 6-0 パドレス
- カージナルス【中止】パイレーツ
インターリーグ結果(8月12日)
- ブルージェイズ 11-14 マーリンズ
- レッズ 4-5 ロイヤルズ
- フィリーズ 4-5 オリオールズ
- ヤンキース 6-3 ブレーブス
- インディアンス 2-7 カブス
- ブリュワーズ 2-12 ツインズ
- アストロズ 5-1 ジャイアンツ