ローザンヌ2020唯一のボブスレー種目

フェアな勝負に注目のモノボブが1月のユースオリンピックに登場。

ローザンヌ2020で唯一実施されるボブスレー種目がモノボブだ。

その名称からもわかるように、そりに乗る選手は1人だけ。つまり、スタート時に走ってそりを押すだけでなく、カーブが続くコースでハンドルを操作し、ブレーキをかける役割のすべてを1人で行うことになる。

この歴史あるスポーツの新種目は、リレハンメル2016ユースオリンピック冬季競技大会で初めて正式採用された。

その人気も上昇中。この1月のローザンヌ大会で再びユースオリンピックに採用されただけでなく、北京2022からは女子モノボブがオリンピックの正式種目となる。

ローザンヌ2020に出場する選手たちは、2016年大会の女王ラウラ・ノルテの足跡をたどりつつ、その先のオリンピック制覇という夢に向かって第一歩を踏み出すことになる。

ユースオリンピックのモノボブを観戦する方法

Olympic Channelは延べ13日間、計300時間にわたり、ローザンヌ2020ユースオリンピックの熱戦をストリーミング配信する。olympicchannel.comYouTubeの冬季ユースオリンピック専門チャンネルを始め、Amazon FireApple TVAndroid TVRokuなどのデバイスでも視聴できる。

その他にもニュースやハイライト、注目の話題、インタラクティブなインタビューなどを毎日お届けするライブショーも、FacebookTwitterolympicchannel.comで配信。さらにオリンピックと縁の深いアスリートなどにインタビューしたOlympic Channelポッドキャスト も毎日お届けする。

今大会についての情報はOlympic ChannelのFacebookTwitterInstagramYouTubeでも発信。ストリーミング配信の詳細を含む大会の競技日程はこちらで確認できる

モノボブの競技会場と日程

女子は1月19日、男子は1月20日にサン・モリッツで行われる。

4人から2人、そして1人へ

ボブスレーはオリンピック競技としての歴史が深く、1924年の第1回冬季オリンピックから4人乗りが正式種目となっている。

1932年に2人乗りが採用されて以来、この2種目はほぼ常にオリンピックで実施され続けてきた。

ただし、カリフォルニアのスコーバレーで行われた1960年大会では、わずか9カ国という参加国の少なさを理由に、組織委員会がボブスレーコースの建設を拒否。ボブスレーが実施されなかったオリンピックは、いまだに同大会だけとなっている。

女子2人乗りはソルトレークシティ2002で初採用。北京2022からはモノボブがオリンピック種目としてデビューする。

そりの規格は同一

これこそ、モノボブという競技の公平性が保たれる最大の理由だ。

これまでは完璧なボブスレーを製作するため、各チームがF1のテクノロジーを導入。さらに空気力学の研究も進めるなど、そりの開発に多くの時間を費やしてきた。しかし、モノボブはあえてそういった流れから距離を置き、そりではなく選手の努力が報われる仕組みを採り入れた。

そりはすべて同じ規格のものを使用し、選手への割り当てもランダムな抽選によって決められる。

ローザンヌ2020では、大会を通じて同じそりを使用する。男女ともトレーニングで6本、試合で2本を滑り、メダルを争う。

ユースオリンピックリレハンメル大会で男子モノボブ初代王者となったヨナス・ヤヌシュは「より多くの選手にチャンスが広がり、最高のそりを持つ人だけではなくなる」とコメント。

国際ボブスレー・スケルトン連盟のイボ・フェッリアーニ会長も「後ろに誰かがいなくても操作できる」と付け加えた。

「より身近にこのスポーツを楽しめるようになるため、若い世代の育成にも役立つはず。費用面でも無理なく続けられる」

「素材(テクノロジー)ではなく、操縦技術と運動技能を磨くことに集中できる」

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